カトレアの仲間で、「ソフロニティス・セルヌア」という原種のランです。
天気が悪かったので電気をつけて写してみたが、やはりきれいに映らなかった。
なので、後で写しなおします。
で、それでも急いで紹介するのには理由があります。
買ったのは12日の木曜日のことです。
このセルヌア。
過去にも一度買ったことがあるが、それは半世紀近くも昔のことです。
半世紀。
そう、50年近く昔のことなのです。
私がランに興味を持って作り始めて間もなくのことで、2年余りでダメにしてしまった。
なので、それ以来のご対面です。
その間に2度であってはいるが、その時はお金がなくて買うことができなかった。
が・・・・。
いつものように、別の用事があって買い物に行ったついでに立ち寄った園芸センターで見つけたのです。
値段は「ワンコインとチョット」です。
半世紀近く前に買ったときは・・・・。
記憶が定かではないが、「2000円」くらいだったと思う。
その当時のサラリーマンの給料は・・・・。
今の「10分の1」くらいであったと記憶している。
ということは・・・・。
今の給与水準に換算すると・・・・。
2000円×10=20000円。
今は貧しい年金暮らしでも手を出せるレベルになっているが、当時は「高値(峰)の花」だったのです。
ということで、これは少し余談になるが、かつては「ランの栽培は金持ちの道楽」とも言われていた時代があるのです。
今は比較的安価で手に入る大輪のカトレアも、かつては「小さな家なら1軒建つ」というほど高価だったのです。
そう、私がついランを買ってしまうのも、こういう記憶が今でも鮮明に残っているからです。
かつては「高嶺の花」であったランが、今では「庶民でも買える花」になっているのです。、