買ったのは5年前だが、年々大型化するので、この先どこまで大きくなることか。
買った特は高さは15センチほどでミニカトレアだと思っていたが、今は40センチを超えるほどに。
花も含めると60センチを超える。
花は8センチほどだが、多花性のようで、意外と豪華な感じも。
確か、去年は咲く前に長雨でダメになったと思うが、今年は無事に咲きました。
香りがあると良いのだが、香りはないようです。
これは根元の様子です。
買った後植え替えたままで、今は鉢の外に根を張っています。
鉢が小さくて乾きが早いので、乾燥防止の意味でミズゴケを上にのせました。
さて、来年はどんなことになるのか。
ちなみに、普通の植物の根は空気に触れることを嫌うが、カトレアのような着生蘭は違います。
そう、着生蘭はこのような状態を好むので、こうなった方が元気に咲くようです。
満開になったので。
夕方になって写したため、ちょっとうなだれ気味です。
本当はもっと早い時間に写したが、今日は天気が良くて気温も高く、うまく写らなかったのです。
そう、ここはかなり日当たりがよいので、昼間写すには適さない場所なのです。
かといって、他には写せる様なところがない。
要するに、作ることが優先なので、写真に写すことは二の次なのです。
2022.10.01.
追記です。
蘭の根っこの画像を追加します。
この株は鉢が見えなくなるくらい根を出しまくっています。
こちらでは空中をのたくっている。
ちなみに、根の太さは「細めのうどん」くらいあります。
こちらはデンドロビウムです。
こちらは「細めのスパゲティー」といったところか。
我が家にはないが、「バンダ」という着生蘭だと、子供の指くらいもある太い根を伸ばします。
一般的な植物だと根を乾かすと枯れてしなうが、蘭の根は濡れすぎると腐って枯れてしまうことも。
根が鉢にまとわりついていてこれが良いなんてたくましい植物なんですね!
紫の花もたくさん咲いて見事です😍✨✨
原産地は熱帯のジャングルで、大きな木の幹や枝に着生をしているので、自然状態でもこのような根の張り方をするんだよ。
普通の植物だと根が空気に触れることを嫌うが、蘭の根の多くは逆で、無理に鉢の中に収めようとすると機嫌を損なって根が枯れてしまうこともあるんだよ。
そのため、昔は「カトレアは根が鉢の外に張るようになったほうがきれいに咲く」と言っていたんだから。
そう、まさにこの姿がそうなんだよ。
今な私でも手が出せるようになっているが、昔は「高嶺の花」ならぬ、「高値の花」とも言っていたんだよ。
大卒サラリーマンの初任給が「1万円以下」なんてころに、花の咲いたカトレアが「10万円以上」という、今では想像を絶するような値段だったんだよ。
今だと500万円?。
これは5年前に1000円くらいで買ったのでね。
桁がいくつ違うのか。
植物の生態を知り育てると植物もそれに答えてくれる…素直でわかりやすいのに気が付かず大きくならないと思ってしまうのが恥ずかしいです。植物の声を聞いてあげるのが大事なんですね
最近は失敗を恐れる風潮が強いが、昔は違ったんだがね。
「失敗して覚えろ」「うまくなりたきゃ失敗という肥料をたくさんやれ」という人もいて、5年や10年やった程では初心者扱いだったんだよ。
それが今では、5年もやるとベテラン面する人もいるからね。
私は半世紀以上やって来たが、まだわからないことだらけだよ。
ちなみに、かつては「失敗を楽しめるようになったらいち人前だ」という人もいたからね。