洋ランの栽培でよく使われる「バーク」。
一般的には「バーク」と言われているが、実は「バークのまがい物」がほとんどです。
で、実は、数年前まではそれを私も知らないで使っていた。
ところが、数年前にあることがきっかけでその危険性に気が付き、それ以来使うのを控えている。
バークのまがい物。
かつての私もそうだったが、多くの人は「バーク」がどんなものかを知らないで使っている。
本物のバーク。
バークを「木片を醗酵させたもの」と思っている人が多いが、実は違うのです。
本来のバークは、「松類の樹皮を風化させたもの」であって、単なる木片ではないのです。
ところが・・・・。
一般的に出回っているバークは、「建築廃材などを粉砕した木片」であって、肝心な「樹皮」はほとんど含まれていません。
樹皮は腐りにくいが、木部(芯材)は腐りやすい。
それでは、何故そんなまがい物のバークが洋ラン栽培に多用されるのか。
その最大の要因は、「安価で大量に手に入り、作業性が非常に良い」ということです。
これは「営利栽培」にとっては非常に都合が良いのです。
営利栽培では「いかにコストを低く抑えるか」が最重要課題になります。
なので、「安価で大量に手に入る」は願ったりかなったりの話。
そのうえ「作業性が良い」とくれば「鬼に金棒」だろう。
営利栽培では「苗の植え付け」はかなりの手間暇が必要で、人件費がバカにならない。
そう、作業性が良ければ、人件費も少なくて済むのです。
安くて大量に手に入り、そのうえ人件費も削減できる。
営利栽培にとってはこの上ない話。
が・・・・。
これが、趣味で栽培するとなると少し事情が違ってくる。
バークで植え付けると、初めは非常に乾きやすいが、施設栽培ではあまり問題にならない。
このため、趣味栽培では「バークとプラ鉢」という組み合わせが多くなるが、初めは乾きやすかったバークも、時間の経過とともに乾きにくくなる。
そして・・・・。
1年もすると乾きが遅くなり、バークの劣化も始まる。
が、本物のバークならまだ劣化はほとんど始まらない。
2年もすると・・・・。
かなり劣化も進み、根腐れも起きやすくなる。
が・・・・。
営利栽培では、このころまでに出荷をしてしまうので、バークの劣化など問題にならないのだ。
売ってしまえば、後は野となれ山となれ。
要するに、買ってきた後すぐに根腐れでダメにする人が多いが、その原因はここにあるのです。
わたしは数年前にあることがきっかけでこの事を知り、それ以来バークは使わないようになったのです。
実際の話、バークを使っていたときは根腐れで悩まされたが、バークの使用をやめてからは根腐れが激減しています。
また、バークを使っていたときは「プラ鉢」を主に使っていたが、カトレアなどを中心に、今は「素焼き鉢」を使っています。
ところで、今でも本物?のバークも売っているが、それらはすべて「輸入品」です。
「インテエリアバーク」と称して売っていることが多いかも。
これは「米松」などの樹皮を使っているので、腐りにくいです。
昔売っていたバークは、これの細かいものだったが・・・・。
輸入品なので、値段も高くて大量には手に入らない。
営利栽培には都合が悪いのです。
ミズゴケに関しても書きたいが、それはまた改めて。
一般的には「バーク」と言われているが、実は「バークのまがい物」がほとんどです。
で、実は、数年前まではそれを私も知らないで使っていた。
ところが、数年前にあることがきっかけでその危険性に気が付き、それ以来使うのを控えている。
バークのまがい物。
かつての私もそうだったが、多くの人は「バーク」がどんなものかを知らないで使っている。
本物のバーク。
バークを「木片を醗酵させたもの」と思っている人が多いが、実は違うのです。
本来のバークは、「松類の樹皮を風化させたもの」であって、単なる木片ではないのです。
ところが・・・・。
一般的に出回っているバークは、「建築廃材などを粉砕した木片」であって、肝心な「樹皮」はほとんど含まれていません。
樹皮は腐りにくいが、木部(芯材)は腐りやすい。
それでは、何故そんなまがい物のバークが洋ラン栽培に多用されるのか。
その最大の要因は、「安価で大量に手に入り、作業性が非常に良い」ということです。
これは「営利栽培」にとっては非常に都合が良いのです。
営利栽培では「いかにコストを低く抑えるか」が最重要課題になります。
なので、「安価で大量に手に入る」は願ったりかなったりの話。
そのうえ「作業性が良い」とくれば「鬼に金棒」だろう。
営利栽培では「苗の植え付け」はかなりの手間暇が必要で、人件費がバカにならない。
そう、作業性が良ければ、人件費も少なくて済むのです。
安くて大量に手に入り、そのうえ人件費も削減できる。
営利栽培にとってはこの上ない話。
が・・・・。
これが、趣味で栽培するとなると少し事情が違ってくる。
バークで植え付けると、初めは非常に乾きやすいが、施設栽培ではあまり問題にならない。
このため、趣味栽培では「バークとプラ鉢」という組み合わせが多くなるが、初めは乾きやすかったバークも、時間の経過とともに乾きにくくなる。
そして・・・・。
1年もすると乾きが遅くなり、バークの劣化も始まる。
が、本物のバークならまだ劣化はほとんど始まらない。
2年もすると・・・・。
かなり劣化も進み、根腐れも起きやすくなる。
が・・・・。
営利栽培では、このころまでに出荷をしてしまうので、バークの劣化など問題にならないのだ。
売ってしまえば、後は野となれ山となれ。
要するに、買ってきた後すぐに根腐れでダメにする人が多いが、その原因はここにあるのです。
わたしは数年前にあることがきっかけでこの事を知り、それ以来バークは使わないようになったのです。
実際の話、バークを使っていたときは根腐れで悩まされたが、バークの使用をやめてからは根腐れが激減しています。
また、バークを使っていたときは「プラ鉢」を主に使っていたが、カトレアなどを中心に、今は「素焼き鉢」を使っています。
ところで、今でも本物?のバークも売っているが、それらはすべて「輸入品」です。
「インテエリアバーク」と称して売っていることが多いかも。
これは「米松」などの樹皮を使っているので、腐りにくいです。
昔売っていたバークは、これの細かいものだったが・・・・。
輸入品なので、値段も高くて大量には手に入らない。
営利栽培には都合が悪いのです。
ミズゴケに関しても書きたいが、それはまた改めて。
そう、初心者はとかく自分の未熟さだけを責めがちだが、これは誰でも同じこと。
で、デンドロもバークだと根腐れを起こしやすいです。
ちなみに、私はシンビ用の土を使い、表面だけミズゴケで覆います。
また、夏場などはそれでも水が足りなくなることもあるので、受け皿を付けて水を溜めることもあるが。
正直、デンドロは水は少なめのほうが良いのかも。
もともとがジャングルの木の幹に着生しているので、多湿は好まないのです。
これはカトレアも同じだが。
とにかく、バークは2年もすると腐り始めるので、その点に注意すれば使えないことはないのだがね。
疑問な点にはわかる範囲でお答えします。
それと、長い間やって来た経験と勘もあるので。
で、水持ちが悪い。
これはある程度仕方のないことなんだがね。
ランの根は空気を好むので、保水性はある程度犠牲にしなくてはならない。
表面だけミズゴケで覆う手もあるんだがね。
ミズゴケに関しては改めて書くので。
ジュメさんのところでいつもコメント拝見させて頂いております。
バークって…そうだったんですか
ですが初心者の私は、自分の育て方が悪いのだろうくらいにしか思えないんですね。
デンドロが植わってますが、水が足りなくなりやすそうなので、来年水苔に変えよう計画があります。
我が家の蘭は室内が種で水苔使用ですが水苔もなんかありますか( ̄▽ ̄;)
確かに買った特価の蘭はバーク植でした。
すぐ水苔にしちゃいましたけどね(^^;)
シンビジュウムだけはシンビジュウム専用なんて用土を使ってますが水持ちが悪くて(-""-;)
来年辺り植え替え予定なんですがおじさんは何使ってますか(´・ω・`)?