梅雨空が水田を潤して、稲は順調に生育し、青々とした絨毯を広げている。
目下、田の水を見回るのが日課となっている。「水見半作」といわれるくらい、水の管理は稲作の半分を占めるほどの大切な作業となる。
土用干し(中干し)の期間をのぞき、特に穂が成長して実をつける7月中旬から8月下旬にかけて一番多くの水を必要とする。
もともと当地は農村地帯で、田に農業用水を供給する用水路が張り巡らされている。用水の上流には樋門を設けてあり、この樋門を午前6時に上げ、午後2時には下ろして水位を調節している。現在では町内の20軒足らずの農家が2ローテーション×2日間、交代であたっている。
しかし、最近では市街化により農地も少なくなった上、後継者不足で農業を廃業するなどが目立っている。そのために「樋の当番」が頻繁に回ってくることになる。今シーズン(6月24日~9月末)は3ローテーションありそうだ。

用水の上流にある樋門

満々と水を湛える用水と水田
目下、田の水を見回るのが日課となっている。「水見半作」といわれるくらい、水の管理は稲作の半分を占めるほどの大切な作業となる。
土用干し(中干し)の期間をのぞき、特に穂が成長して実をつける7月中旬から8月下旬にかけて一番多くの水を必要とする。
もともと当地は農村地帯で、田に農業用水を供給する用水路が張り巡らされている。用水の上流には樋門を設けてあり、この樋門を午前6時に上げ、午後2時には下ろして水位を調節している。現在では町内の20軒足らずの農家が2ローテーション×2日間、交代であたっている。
しかし、最近では市街化により農地も少なくなった上、後継者不足で農業を廃業するなどが目立っている。そのために「樋の当番」が頻繁に回ってくることになる。今シーズン(6月24日~9月末)は3ローテーションありそうだ。

用水の上流にある樋門

満々と水を湛える用水と水田