藻刈のシーズンを迎えた。
といってもホンダワラ(海藻)を刈り取る神事のことではない。町内の農家が総出で、土用干しで水の引いた川にびっしり茂った藻草を棹や鎌で刈るのである。
青々とした藻は、青空が映えて美しい水中の景色を見せ、小魚や水中生物と共生しているのだが、繁茂しすぎると、こと農業においては水流の確保や水質管理上好ましくない。そこでシーズン中に2回“藻刈”をやるのが恒例だが、結構やっかいな作業となる。
藻刈をやりながらいつも思う。雑草と一緒ですぐに伸びるが、有効活用する方法はないのか。
上流の隣町内では合鴨を放し飼いにして、繁殖を防ぎ藻刈が楽と聞いている。わが町内でも合鴨農法ならぬ、合鴨の強力な助っ人の導入を真剣に検討している。

繁茂する数種類の藻草

町内を流れる用水
といってもホンダワラ(海藻)を刈り取る神事のことではない。町内の農家が総出で、土用干しで水の引いた川にびっしり茂った藻草を棹や鎌で刈るのである。
青々とした藻は、青空が映えて美しい水中の景色を見せ、小魚や水中生物と共生しているのだが、繁茂しすぎると、こと農業においては水流の確保や水質管理上好ましくない。そこでシーズン中に2回“藻刈”をやるのが恒例だが、結構やっかいな作業となる。
藻刈をやりながらいつも思う。雑草と一緒ですぐに伸びるが、有効活用する方法はないのか。
上流の隣町内では合鴨を放し飼いにして、繁殖を防ぎ藻刈が楽と聞いている。わが町内でも合鴨農法ならぬ、合鴨の強力な助っ人の導入を真剣に検討している。

繁茂する数種類の藻草

町内を流れる用水