てすさび日誌

哀しき宮仕えを早期リタイアし、“サンデー毎日”のomorinが生活の一コマや雑感を認めた日誌です(2005/4/20~)

優秀な両隣

2006-07-15 14:35:38 | ビジネスと社会
 わが家の両隣からは各界に逸材を輩出し、現在もご活躍中だ。
 一方は総務省総務審議官を辞職後、2005年(平成15年)4月よりウルグアイ大使を努めている。

 もう一方は、岡山大大学院自然科学科の教授で、このほど免疫工学研究所を設立し、氏が社長を努めることになった。同研究所ではがんやウイルス感染症などの治療用新薬の原料となる抗体の製造技術などを、医薬品メーカーと共同研究を進める。
 ともに甲乙つけ難い傑出した人材で、わが家はもとより町内でも誇りに思う。

 ただ反面、二人の秀才の狭間で育った私には、いわれぬコンプレックスがあり、肩身の狭い思いもしてきた。ともに歳は1~4つ違いなので、幼い頃よく一緒に遊びはしたが、学校の成績には大きな開きがあった。
 遊びといっても小学生にして、家で化学実験をしたり、野に出ては昆虫採集→図鑑で自習……と、私らより一味違っていた。先天的に頭が良い上に、遅くまで勉強していた。遊びほうけて早くから惰眠をむさぼる私など、母親をして「前の(後ろの)○○ちゃんを見てごらん!まだ電灯が点いとるよ!」と叱咤激励されること度々だった。

 わが人生に悔いはないのだが、これをバネにもう少し努力をしておれば、また別の人生もあったかな、と自省もする。

コメント (3)
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