後楽園観蓮節(7月17日付山陽新聞)
「沢水の すめる心に はちすばの 露おきそふる色ぞ すずしき」池田綱政
早朝、後楽園の夏の風物詩「観蓮節」をのぞき、夜明けとともに開く蓮の花を観賞した。前回1994年(平成6年)以来、2度目の訪問だった。
観蓮節は岡山市出身の植物学者・大賀一郎博士から古代蓮の大賀蓮を譲り受けたのを機に、1956年(昭和31年)から開催している。
園内の延養亭では、尺八や琴の演奏とお茶席。園中央の井田では、世界最古といわれる「大賀蓮」が、また花葉の池では純白の「大名蓮(別名一天四海)」が次々に開花した。園内には他に「毎葉蓮」、「漁山紅蓮」の4種類がある。
夜明けとともに、蓮の花が少しづつゆっくりと開く神秘的で感動の時間は、観蓮節ならではだった。残念ながら『ポンっ』と音をたてて開く様は確認できなかったが。
12年前の7月20日。この日は向井千秋さんの乗り組んだスペースシャトル「コロンビア号」を観測するために早起きした。
午前4時15分ごろ、西の空低く輝く白い点となって現れ、ゆっくりと東の空へ移動した。その間は約3分、見事にコロンビア号の軌跡を捉えることが出来た。この早起きついでに観蓮節にでかけた次第。
一昔前の熱いひと夏の思い出が、つい昨日のことのように思い出された。
-生憎、短焦点距離レンズのため、迫力が今一歩です-

大名蓮(別名一天四海)

大賀蓮

熱心なカメラウーマン

大名蓮を愛でながらいただいた点心弁当
「沢水の すめる心に はちすばの 露おきそふる色ぞ すずしき」池田綱政
早朝、後楽園の夏の風物詩「観蓮節」をのぞき、夜明けとともに開く蓮の花を観賞した。前回1994年(平成6年)以来、2度目の訪問だった。
観蓮節は岡山市出身の植物学者・大賀一郎博士から古代蓮の大賀蓮を譲り受けたのを機に、1956年(昭和31年)から開催している。
園内の延養亭では、尺八や琴の演奏とお茶席。園中央の井田では、世界最古といわれる「大賀蓮」が、また花葉の池では純白の「大名蓮(別名一天四海)」が次々に開花した。園内には他に「毎葉蓮」、「漁山紅蓮」の4種類がある。
夜明けとともに、蓮の花が少しづつゆっくりと開く神秘的で感動の時間は、観蓮節ならではだった。残念ながら『ポンっ』と音をたてて開く様は確認できなかったが。
12年前の7月20日。この日は向井千秋さんの乗り組んだスペースシャトル「コロンビア号」を観測するために早起きした。
午前4時15分ごろ、西の空低く輝く白い点となって現れ、ゆっくりと東の空へ移動した。その間は約3分、見事にコロンビア号の軌跡を捉えることが出来た。この早起きついでに観蓮節にでかけた次第。
一昔前の熱いひと夏の思い出が、つい昨日のことのように思い出された。
-生憎、短焦点距離レンズのため、迫力が今一歩です-

大名蓮(別名一天四海)

大賀蓮

熱心なカメラウーマン

大名蓮を愛でながらいただいた点心弁当