てすさび日誌

哀しき宮仕えを早期リタイアし、“サンデー毎日”のomorinが生活の一コマや雑感を認めた日誌です(2005/4/20~)

躾け

2006-09-09 22:16:59 | ビジネスと社会
 孫の晴れ姿(ダンスとクラシックバレーの発表会)を見に、海を渡って香川県宇多津町まで日帰りした。帰りの電車で同じボックスに※二人連れの紳士と隣り合わせた。どうやら医科の先生のようだ。

 「最近の学生は講義中平気でお茶を飲む奴がいる。そんな時は一喝してやるんです」
 「そうなんです先生。この間なんか飲むどころか、食べ出したんです。質すと『朝食をとってない』と開き直るんです」
 「当人は悪いこと(マナー違反)と気付いてない。悪気はないんですなぁ~」
 「普段誰からも注意されたことがないんですよ。周りがもっと注意してやらんといけないんです」
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 「でも先生。我々は段々に歳をとるが、毎年入って来る子は18歳。いいですね~」
 岡山駅で乗り換えの電車を待っていると、高校生カップルがジベタリアンをしながら手には缶コ-ヒー。列車が入線すると飲み残しの缶をその場に置いたまま、列の先頭に割り込んで平然と乗り込む。誰も注意はしない。

 この若者も果たして自分のとる行いの善悪に気付いていないだけなのだろうか。この類の若者の行動はよく見聞きする。周りの大人が手取り足取り教えなければならないことなのだろうか?
 否、いずれも家庭内で自然に身に備わること、つまり“躾け”の問題だと、私は思うのだが。

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※二人連れの紳士:ちなみにこの先生方のうち一人は、二人掛けシートを一人で占拠していた。相方が荷物を網棚の置いて詰め合せるよう促したが、応じなかった。

コメント (6)
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