てすさび日誌

哀しき宮仕えを早期リタイアし、“サンデー毎日”のomorinが生活の一コマや雑感を認めた日誌です(2005/4/20~)

ひと夏の思い出

2010-08-28 23:26:00 | ファミリー
 過日、胃と胆嚢の全摘手術を受けた長男の岳父を、孫二人を伴って見舞った。中学1年の孫娘は、この度の思いも掛けないハプニングに小さな心を痛めた。そのことを夏休みの宿題として作文に認めて、じいちゃんへの励ましの言葉に代えた。

 術後1週間でチューブが外れ、抜糸も済み、今日から普通食。スタスタと自力で歩けるまでに回復。病理検査の結果も転移は認められず、後は時間が薬という。危うい所で命拾いした身、これを機にあれほど好きだったタバコも酒も断つという。災いを転じて福となすとはこのことか。身体に障ってはと気にしながらも小1時間が過ぎ、早々に退散した。

 帰路は、こんぴらさん(金刀比羅宮)へお礼参りをした。そもそもは海上交通の守り神として有名であるが、その他には五穀豊穰、大漁祈願、商売繁盛など様々なご利益があるといわれている。
 こんぴらさん参道口から御本宮まで785段、奥社までとなると1,368段もの石段がある。当初は登り口下からの礼拝で済ませるつもりが、孫たちは「どうしても登る」と言い放つとそそくさと先に行く。けなげな気持ちにほだされ、遅れて後に続いたがすぐに見失った。同行は途中で断念し、孫たちが折り返して降りて来るのを待って合流した。

 汗みずくでどうにか参拝を終えてから、坂出の町を車で流した。父(長男)の転勤に伴い、3年前まで3年半を過ごした孫たちの思い出の地である。
 彼等が行付けのハンバーグレストランWellingtonで夕食をとった。一同当店の味に大満足し、終わり良ければすべて良しの日帰り讃岐旅となった。長かった夏休みも間もなくピリオドを打つ。

※<(先般)中東のホルムズ海峡で船体を損傷した商船三井の大型タンカー「M・STAR」が、積み荷の原油陸揚げのため坂出市の製油所に到着>との記事を、今朝の朝刊でチェックしていた。果たせる哉、行きがけの瀬戸大橋の上から「M・STAR」の姿を確認することが出来た。


瀬戸大橋の上から「M・STAR」を確認

こんぴらさん参道から望む琴平の町

ハンバーグレストランWellington
コメント (6)
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