てすさび日誌

哀しき宮仕えを早期リタイアし、“サンデー毎日”のomorinが生活の一コマや雑感を認めた日誌です(2005/4/20~)

たかが箸 されど箸

2010-08-03 20:14:00 | 暮らしと生活


 折角引出物、内祝い、お返しなどで頂きながら、実用に供せず出番の無いままバザーの商品に化けることがままある。

 その点、カタログギフトは多種多用の中からチョイス出来るので、先方の好意を無にすることもなく貰って嬉しい。

 ところが家庭には物が溢れており、意外にも「これこそ欲しかった」という一品に中々行き当たらない。

 今回もカタログが届いて1週間にもなるのに、未だに決めかねていた。今日も散々見返しながらも、決まらぬままカタログを閉じかけて巻頭の1品が目に留まった。

 フランスの高級食器・陶器メーカー、クリストフルのペア箸である。写真で見る限り、色はユニアイボリーで、アクセントに銀のヘッドに「Christofle」の文字が刻印された格調高い”卓上の芸術品”である。

 食器には結構こだわるが、たかが箸ごときに自前でこれほどのお金はかけれられない。しかし、よくよく考えれば箸ほど使用頻度の高い日用品も珍しい。使う度に贈ってくださった方に思いを馳せ、何よりの記念になると思い至った。これこそ格好の品であるということで即決した。
コメント (4)
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