最近のギターレッスンで先生から、一に「フォーム」、二に「運指」、三に「曲奏(曲内容)」との指摘を受けた。
曲奏で強弱を表すものとして、クレッシェンド=<(だんだん強く)、デクレッシェンド=>=ディミヌエンド(だんだん弱く)、アッチェレランド(だんだん速く)、リタルダンド(だんだんゆっくり)がある。他にもpp、p、mp、mf、f、ff、fpなど強弱を表す記号があるのだが、今は楽譜を追うのが精一杯で、曲奏まで気(指)が回らずおざなりになっているようだ。
特に私の奏法の悪い癖で、デクレッシェンドで終わるところを、逆行してクレッシェンドで弾き終わるから始末が悪い。
指示通りに指腹を使って、しかも弦を引っ張り上げるのではなく、包み込むように弱く弾くと曲奏が全く変わって、別の曲に聴こえてくるから不思議だ。
話は逸れるが、日野原重明さんは、「クレッシェンドの生き方」を勧めておられる。
曰く「老人になったらデクレッシェンドしてフェードアウトと考えてはいけません。精いっぱいクレッシェンドして、終わりよければすべてよし。そういう生き方がいいでしょう。人間はたとえ疾患を持っていても、心が病んでいなければ病人ではないんです。気が重かったり、心が晴れなかったりしたときは、大股でさっさと歩いてご覧なさい。そうすると姿勢がよくなって、少なくとも歩いている間は、心配ごとや悩みを忘れます。気分が変わります。僕は何度も試したからわかるんです」(朝日新聞2000年11月22日)
私のギター奏法の悪い癖も、こと生き方に限っていえば理に適っているようだ。
曲奏で強弱を表すものとして、クレッシェンド=<(だんだん強く)、デクレッシェンド=>=ディミヌエンド(だんだん弱く)、アッチェレランド(だんだん速く)、リタルダンド(だんだんゆっくり)がある。他にもpp、p、mp、mf、f、ff、fpなど強弱を表す記号があるのだが、今は楽譜を追うのが精一杯で、曲奏まで気(指)が回らずおざなりになっているようだ。
特に私の奏法の悪い癖で、デクレッシェンドで終わるところを、逆行してクレッシェンドで弾き終わるから始末が悪い。
指示通りに指腹を使って、しかも弦を引っ張り上げるのではなく、包み込むように弱く弾くと曲奏が全く変わって、別の曲に聴こえてくるから不思議だ。
話は逸れるが、日野原重明さんは、「クレッシェンドの生き方」を勧めておられる。
曰く「老人になったらデクレッシェンドしてフェードアウトと考えてはいけません。精いっぱいクレッシェンドして、終わりよければすべてよし。そういう生き方がいいでしょう。人間はたとえ疾患を持っていても、心が病んでいなければ病人ではないんです。気が重かったり、心が晴れなかったりしたときは、大股でさっさと歩いてご覧なさい。そうすると姿勢がよくなって、少なくとも歩いている間は、心配ごとや悩みを忘れます。気分が変わります。僕は何度も試したからわかるんです」(朝日新聞2000年11月22日)
私のギター奏法の悪い癖も、こと生き方に限っていえば理に適っているようだ。