昨日は青い空、強い日差しの下で、町内の農家組合による一斉藻刈りデーだった。水温などが影響するのか例年になく藻の繁茂が見られず、1時間半ほどで作業を終えた。
シーズン中に2回行なわれる藻刈りでは、作業もさることながらの四方山話に花が咲き、普段の疎遠にしている町民同士がお互いのギャップを埋めることができるのが中々よい。
隣で鎌を使うSさんは、小生より一回り先輩で、満75歳になったばかり。リタイアして10年余、所謂がん年齢(40代~60代)を無事パスして、のんびりと悠々自適の生活を送っておられる。
S「がんが多いですなぁ。この年になると同級生が寄ると触ると口々に『私は○○がん』という話になります」
O「今や罹患率は2人に1人といいますから。他人事ではないです。がんには勝てません。怖いですねぇ」
S「食道がんに罹ったのがいますが、何の前兆もなくいきなりで、アッという間でした」
O「かと思えば、93歳の義父など15年前に膀胱がんを発症し、その後11回手術を経ながらも、がんと共生しています」
S「陥入爪でD一病院にかかったら、偶然にも担当医が(町内出身の)ヒデくんでした」「その道では名の知れた名医なんですな。『(爪をうがしながら)高い血糖値のまま放置していたら足を落さなければならないことになりますよ』と脅されました」
O「HbA1cは? どんな薬を服用されてますか?」
S「HbA1cは一時8%台で、今は6.0%まで下がりました。薬は何ですかなぁ?」
O「6.0%ならギリギリセーフですね。ピンクの小粒(アマリール)ですか?」
S「そうそう、そうです、それです」
・
・
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と健康に関する話題が延々と続く。途中から、最近不整脈と診断され、目下カテーテル施術を検討しているA井さん(75歳)も話に加わるうち、程無くして藻刈りを終えた。
近年、農業後継者不足を憂える声が聞かれる。御多分に洩れず、我が町内でもどんどん高齢化したり、或いは病気を抱えた人が続出している。藻刈りのメンバーの中では、小生などまだまだ若輩者に入る。農業の行く末が懸念される。
シーズン中に2回行なわれる藻刈りでは、作業もさることながらの四方山話に花が咲き、普段の疎遠にしている町民同士がお互いのギャップを埋めることができるのが中々よい。
隣で鎌を使うSさんは、小生より一回り先輩で、満75歳になったばかり。リタイアして10年余、所謂がん年齢(40代~60代)を無事パスして、のんびりと悠々自適の生活を送っておられる。
S「がんが多いですなぁ。この年になると同級生が寄ると触ると口々に『私は○○がん』という話になります」
O「今や罹患率は2人に1人といいますから。他人事ではないです。がんには勝てません。怖いですねぇ」
S「食道がんに罹ったのがいますが、何の前兆もなくいきなりで、アッという間でした」
O「かと思えば、93歳の義父など15年前に膀胱がんを発症し、その後11回手術を経ながらも、がんと共生しています」
S「陥入爪でD一病院にかかったら、偶然にも担当医が(町内出身の)ヒデくんでした」「その道では名の知れた名医なんですな。『(爪をうがしながら)高い血糖値のまま放置していたら足を落さなければならないことになりますよ』と脅されました」
O「HbA1cは? どんな薬を服用されてますか?」
S「HbA1cは一時8%台で、今は6.0%まで下がりました。薬は何ですかなぁ?」
O「6.0%ならギリギリセーフですね。ピンクの小粒(アマリール)ですか?」
S「そうそう、そうです、それです」
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と健康に関する話題が延々と続く。途中から、最近不整脈と診断され、目下カテーテル施術を検討しているA井さん(75歳)も話に加わるうち、程無くして藻刈りを終えた。
近年、農業後継者不足を憂える声が聞かれる。御多分に洩れず、我が町内でもどんどん高齢化したり、或いは病気を抱えた人が続出している。藻刈りのメンバーの中では、小生などまだまだ若輩者に入る。農業の行く末が懸念される。