
加仁湯には泉質の異なる5本の源泉があるという。
第一露天は女性専用、第二、三が混浴露天である。
パンフレットや本に載っている写真は第三露天風呂だ。
この宿メインのお風呂のようである。
この混浴露天は脱衣室は男女別である。
明るい内は男性が多くて入れずもっぱら女性露天に入っていた。


翌朝5時、夜が明け切らない時間に行ってみた。
まだ暗く、さすがに誰もいない。
景色も見えないのでのんびりと明るくなるのを待つ。
ゆうに30人くらい入れる広さの岩組みの形の良い露天風呂である。

女性露天とは別の源泉なのかここは水色がかった濃い白濁の湯である。
きめの細かいとても良い湯を実感できる。
脱衣室から湯船に入る所が浅く、女性には入りにくい造りである。
白濁の湯は入ってしまえば安心の混浴風呂である。
露天のすぐ下を川が流れ紅葉し始めた山には滝も見える。
眺めはとても良い。

朝食をとった後に再び入る、誰もいない。
途中からおじさんが1人入ってきた。
大深・後生掛・水沢・国見を回ってここに来たというその人はすでに700湯以上の温泉に入ったという。
しばし温泉談議に花が咲く。
もっと話していたかったがそろそろ上がらねば。
第二露天風呂

第二露天風呂は第三に比べとても小さく6,7人入れる広さ。
お湯も透明っぽい白さである。
上を見ると旅館の建物が見える。
入るつもりはないのでお湯をさわってだけみる。
ぬるい、36℃くらいだ。
その下には夏だけお湯が張られるプールがあった。
この宿では第三露天が群を抜いている。
すばらしいお風呂であった。
硫黄泉 52~74℃ pH 6,3
文句なしの露天風呂ですね
透明度はどうでしたか?
ミルキーじゃないと女性には辛そうですが・・・。
白濁も本当にミルキーで透明度ゼロ。
良いお湯でした。