竜ノ口渓谷探検

地下鉄八木山動物公園駅の屋上・てっぺん広場に集う大人と子供。
かねてからとても興味があった竜ノ口渓谷探検の日。
竜ノ口渓谷は仙台城の南にある深く切り込んだ渓谷である。
その高さは八木山橋付近で70ｍとも言われる。

私が竜ノ口渓谷に行きたいというのを知る友達のツテで
他所の市民センター主催の親子で探検にお邪魔させて頂ける事に。
そのために膝まである長靴を急きょ購入。
　　　　　　　　　　


動物公園駅からの入口はわかりにくい。
案内されなければ行けない道だ。
急な坂はロープが張られている。



渓谷の底は普通に珪化木と亜炭が落ちている。
地質学の東北大名誉教授がそれらを手に説明。
この後、竜ノ口渓谷の生い立ち、地層、火砕流の事などレクチャー。



あちこちにある亜炭。



そこから沢を歩くと切り立った崖。
地層が幾重にも重なっているのがわかる。





至る所に倒木あり。



次は藪漕ぎ。



これは火砕流だとか。
指で押せばボロボロと崩れる。
軽石も混じってるそうな。



竜ノ口渓谷は化石の宝庫。
家の子供達が小学生の頃、授業で化石を採りに行った場所は３・１１以降立入禁止。
この日歩くのは奥竜ノ口と言われる所。

化石は至る所で目にする事ができる。
大人も子供も化石を見つけては大喜び。
ここでクジラの化石が出て、それは東北大にある自然史標本館（？）に保存されている。
これらの化石でわかるようにここは海だった。







貝の化石。



再び困難な道。



私も発見！
ギッシリいっぱいの化石はホタテかな？



　　　　　　　　　　　　つづく