おんせんたまごのお気楽日記

東北の山・温泉・お蕎麦を中心に、お気楽主婦の日常をつづったブログです。 私の備忘録でもあります。

仙台市博物館 古代エジプト展

2021年08月17日 | お出かけ
仙台市博物館で開催中の「古代エジプト展」
混まない内にと9時の開館直前に到着。
すでに30人以上の人が並んでいた。



大半の人は前売り券を持った人でチケット売り場は空いていた。
再入場と撮影は禁止。


エジプトのミイラとピラミッドにとても興味がある。
10代の頃、名古屋でツタンカーメン展を見たのが最初。
あの時はすごく並んだ記憶がある。
以来、エジプト展はいつも足を運ぶ。

オランダのライデン国立古代博物館所蔵の246点が仙台に集まった。

今回はミイラ4体と木棺10数点が展示。
ミイラは白い布に包まれてとても良い状態で横たわっている。
この包帯の中はどんな状態なのだろう…
ミイラは解剖することなくCTスキャンで内部までわかる様になり、その映像公開は世界初だとか。

ミイラは人間だけでなく蛇、猫、ワニのもあった。
蛇のミイラはCTスキャンでドグロを巻いている約2mのコブラのメスと判明。
現在の技術はすばらしい。

ミイラの入っていた木棺の保存状態もよく美しい。
そのいくつかは立てて展示。
棺の装飾は細かい所まで見事に仕上げられている。
いかに有力者であったかがわかる。

石灰岩や青銅でできた像や小物。
金、宝石、ガラスで作られた首飾り等の装飾品。
土器などの生活用品等多数展示。

ミイラの作り方が書いてあった。
完成まで70日もかかるという。
鼻の穴から脳を掻き出すというのを読んで怖くなった。
ミイラを包む布は100メートルの長さとも。
これを古代の人たちがやっていたと思うとスゴイとしか言えない。

説明を何度か読んでも家に帰ると忘れてしまっている。
撮影ができたらいいのだが博物館はそれはできない。
とにかくすごい展示だった。

子供の頃「恐怖のミイラ」というテレビ番組を怖いと言いながら見た記憶。
あのオープニングの音楽は覚えている。

仙台市博物館の古代エジプト展は9月5日まで。
見る価値多いにありのすばらしい企画展だった。




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