秋の宮温泉郷の中でここだけは深い山の中に建つ一軒宿の温泉。
木造2階だての小さな宿である。
高松岳登山口にあるとても静かな温泉だ。
古いが手入れが行き届いている。
窓ガラス越しに残雪と川の流れが見える。
この廊下を進むと突き当たりが浴室になっている。
明るい脱衣室は簡素で清潔。
分析表や効能書き、温泉の使用状況など書いた物が掲示されている。
衛生管理のため塩素系薬剤使用の文字も。。。。
大きな自然石を配した浴槽と手前の小さな浴槽の2つある。
石の間から少量のお湯が出ている。
源泉は熱い。
無色透明の熱めの湯はあまり活気を感じない。
わずかだがアブラ臭のする軟らかめお湯だ。
塩素の臭いは全くしない。
使用していないのではないかと思う。
洗い桶全てにお水が入っている。
水道が見あたらないのできっと加水用かと思われる。
小さな浴槽はぬるいが下の方は水だった。
とても入れる状態ではない。
湯の投入口がない。
どこからお湯が入ってくるのだろう。
天井は高く空気穴があいている。
この日はまったく湯気が上ってなかった。
帰宅してからわかったのだが毎年11月~4月は休業だという。
訪れたのは4月29日。
入浴を申し出た時、女将さんに一瞬戸惑いと驚きの表情が見えたのはそのせいだったのか。。
人の気配を感じなかったのは再開したばかりか,まだ再開してなかったのかもしれない。
湯ノ又源泉 自然湧出
単純温泉 53.4℃ pH 6・9
なるほどそれは良い考えですね。
私は埋めないで入れましたよ。
ここは熱いお湯なので温泉の成分を薄めないために、桶に温泉水を入れて冷まします。
それで温度を下げれば、成分は薄まらないですからね。
そのために、冷たくなった桶の温泉水を湯船に入れたならば汲み置きしてないとね。
冬季休業だと半年で一年分稼がなくてはいけませんからね。
余計な心配をしてくれるパサ君はお優しい!
こんな温泉もあったのですね
宿の経営は大丈夫なのかと、余計な心配を
してしまいます
新鮮みに欠けると思います。
たぶん底からお湯が湧出していると思われますが、湯量が少ないためかほとんどオーバーフローしていませんでした。
新鮮なお湯だったのかちょっと疑問が残りましたね。。。