おんせんたまごのお気楽日記

東北の山・温泉・お蕎麦を中心に、お気楽主婦の日常をつづったブログです。 私の備忘録でもあります。

みちのく深沢温泉

2007年10月18日 | 青森県の温泉

八甲田山麓の温泉の中でまだ入ってなかった温泉。
以前から気になっていた温泉である。







民宿だという建物は何ともB級の味がする。
入り口は玄関ではなく物置みたいな所だ。
「温泉入り口はこちらです」と手書きの看板。

そこを入ると左右には高く積まれた薪。
そこから玄関に入る。
雑多な玄関には80才近いおばあちゃんが一人。
に350円の入浴料を払う。

靴をぬいで廊下を進むと奥に浴室がある。
何だかワクワクしてくる雰囲気。
こんな所に来る人はいないだろう。。。。
貸し切り間違いない!!!
と、思ったら、




先客さんが2人、地元の人のようだ。
浴室は湯気がこもっている。

長方形のお風呂は熱い湯とぬるい湯に区切られている。
どちらにも源泉が勢いよく注がれる。

うっすら白濁した緑色っぽいお湯である。
金気臭がする。
最初の頃のルビナスのお湯に似ている。
洗い場は赤茶色に変色している。

奥の熱い浴槽にすすむとお風呂の底がヌルッとする。
「ウッ!!」
この感触は苦手なヌルリだ。







あわてて露天風呂へ避難。
4、5人が入れる小さな露天だ。
40度くらいのぬるいお湯が掛け流し。

男性風呂との間はスダレが掛けられている。
石で仕切られているが向こうへ行こうと思えば行ける。
お湯は男風呂の方にだけ投入され、
女風呂から放出されている。

こちらのお風呂も石に緑色の苔が生えていて底はヌルリ。
早々に上がる。

良いお湯なのにもったいない。
それでもお客さんは私が出る頃また2人増えていた。




深沢1号泉
ナトリウム-カルシウム・硫酸塩泉(含石膏-芒硝泉)
45.8℃ pH6.75





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