おんせんたまごのお気楽日記

東北の山・温泉・お蕎麦を中心に、お気楽主婦の日常をつづったブログです。 私の備忘録でもあります。

瀬見温泉喜至楼 混浴風呂

2008年12月03日 | 山形県の温泉
玄関を左手に曲がり古い廊下をすすんだ突き当たりが「ローマ式千人風呂」
混浴の大浴場である。

午後3時~6時  女性時間
午後7時~9時  男性時間
混浴で男性時間が設けられているのは珍しい。
男性だって混浴が苦手な人は多いと思う。






幸い誰も入っていなかったので宿の人が「清掃中」の札を出してくれた。
「ゆっくり入ってね」と。
ありがたい配慮に感謝。






歴史を感じさせる重厚な脱衣棚。
清潔にされている。







浴室に入って最初に目につくのがこの壁画。
タイルで描かれたギリシャ神話のような絵。
「ローマ風呂」をアピールか。






洗い場にはカラン・シャワーなど一切ない。
鏡、イス、桶、シャンプー類は完備。






浴室の一角に打たせ湯がある。






大きな円形の浴槽はタイル製。
2、30人くらい入れそうだ。
このお風呂ができた当時はきっとモダンと言われたと思う。

真ん中にある柱の途中に加水用のお水が少し流れている。
お湯はどこから出てるのか探すと、
この柱の下の方で熱さを感じる場所あがある。
そっと手をやると柱の根元の穴から熱い源泉が投入されていた。

無色透明無味無臭のお湯。
とってもきれいに透き通ったお湯である。
41,2度のぬるめのお湯は軟らかい。






タイルが剥がれているのが模様に見える。


後から入ってきたおばちゃん3人組。
「今日はぬるすぎるわ~チョット言いに行ってくるわ」
と、1人が宿の人に告げにいく。
東根から来たという常連さんだった。

東根にも良い温泉があるのにと思い聞いてみると、
「東根はもう飽きたわ~」
何とぜいたくなこと!!!



ナトリウム、カルシウム、塩化物・硫酸塩温泉
67.3℃  pH7.6



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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
何処へ (おんせんたまご)
2008-12-04 20:15:51
パサ君、ブログが更新されないな~と思っていました。
旅ですか、飛行機でいいですね~

明日からのブログを楽しみにしています。
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タイル画 (おんせんたまご)
2008-12-04 20:14:19
ぽちさんのコメントを読んだ後でタイル画を見ると、確かにおねーさんは困ったような顔をしていますね。
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男性タイム (おんせんたまご)
2008-12-04 20:12:49
東北パラダイスさん、確かに1,2時間でもいいから男性時間があるといいでしょうね。

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ローマ風呂 (パサ君)
2008-12-04 19:54:54
岩手の古い旅館にも、まだ残っていますね~。
出来た当時はハイカラな感じが受けてましたよ。
ジャングル風呂というのもありました♪
まさしく温泉遺産的な存在に

4日間ほど、旅に出ていました
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壁画 (ぽち)
2008-12-04 19:54:28
この壁画はどう見てもおねーちゃんの入浴シーンを見に来たオヤヂにしか見えません(爆)。
でもこういった昔のタイル組みが大好きです!
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男性タイム・・・ (東北パラダイス)
2008-12-03 22:12:51
確かに男でも混浴だとゆっくり入浴した気がしない事があります。
良いアイデアですね。

歴史もありますが老朽化も目立ちますね。
山形遺産的な旅館なのでこれからも頑張ってもらいたいです。
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