蔵王・屏風岳登山 その四

芝草平～南屏風岳

芝草平で小休止の後は目的の屏風岳。
ここからはひたすら登りの道。






昨年あたり整備された登山道は石が敷き詰められている。
これらの石はどうやって運んだのだろう。






屏風に近づくにつれて土の道になる。
このあたりはぬかるみもなく歩きやすい。
両側に笹が生い茂った細い道である。





間もなくすると視界が開けてくる。
左側に２つの山が見える。
斜面には雪が残るきれいな形の山だ。
馬ノ神岳と水引入道のようだ。






やっと、１８１７メートルの屏風岳頂上に着く。
宮城県最高峰の山である。
ここでは写真を撮るだけで最終目的の南屏風へと向かう。






この道は歩きやすく景色もいい。
割と平坦な楽しい道である。
目の前に広がる南屏風岳を見ながら歩く。
あの山に行けるのかと思うとワクワクする。






宮城県側から見ると本当に屏風が立ってるように切り立った崖だ。
山形県側はなだらかである。
これも噴火の影響であろうか。






屏風岳から歩くこと３０分で南屏風岳頂上に着く。
１８１０メートルだ。
見晴らしがとてもいい。
その先の不忘山まで行きたかったが今回は断念。






今来た道を振りかえるとはるか向こうに熊野岳や刈田岳が見える。
あのあたりがお釜のある所だ。
登山道入り口からいったん下り、前山、杉ヶ峯、屏風岳、南屏風岳とつの山に登ったわけだ。

刈田峠登山口から３時間４０分で到着。
ここでお昼を食べて同じ道を戻る。
いつか縦走したいものだ。