大きなかぶ農園だより

北海道マオイの丘にある大きなかぶ農園からのお便り・・
※写真はsatosi  

2020農作業始動

2020-05-11 | 日記
ぽかぽか陽気だ。車で走っているとあちこちの貸し農園らしき空間では
どこもマスクをした人たちがせっせと畑仕事に精を出している。
隣の区画とは充分に距離がある。マスクは風除けの防寒かもね、と想像。。
周りの農家も一斉に農作業始動!!すでに水が入った田んぼもある。
追この間まで眠っていた畑があっという間に整って植え付けが始まる。
早い早い!!大きなかぶの田んぼを引継いだ斉藤圭太農場も
毎日の作業の進行状況が国道を走りながら見える。
(お、がんばってるな!)心の中ででエールを送る。
周りから刺激をもらって夫も10年間放っておいた山の畑にいよいよ本腰入れる時が来た。
何からやろうか、、、、やることが山積みで楽しくって仕方が無いって感じが伝わってくる。
あっちやりながら、こっちにも手を付け、、そっちもやって、、、、段取り悪くない?、、、、が、そういう自分は
倉庫で段ボール片付けながら、ふっと外見たら、(あ、わすれてた)と山積みの野菜くずを堆肥場に運ぶ。
(疲れた、ちょっと休もう・・)と家に入りお茶淹れて二階に上がって途中になっている繕いをする。。。
窓からクロがこっちを見ている。「クロー!」と呼ぶとシッポパタパタ振る。そうだ楡に挨拶するの忘れてる。
「楡さんおはよー」しーーーーーーん  あれ?楡は機嫌が悪い・・・いつもならバサバサ枝を振る。
集中して長老の枝に向かって(元気ーー?)と心の中から呼びかける。(・・・・・ああ。。)かすかに枝を振る。
よかった、返事した。大きな楡の木はこの家の守り主。自分たちが来るずっと前からここに居る。ちょっと偏屈。
正面のニセアカシアや栗の木やあっちやこっちに話しかける。ワサワサざわざわサラサラ各々が連動して揺れる。
こんなことしてる妻を夫目線では(なにやってんだ。早くしろ!)となり。。。。そうだね、お互い様だった。
誰かが言った、60過ぎたらギフトの人生。毎日腹の底から自分を笑ってやる。あんな自分こんな自分を。
生きてるだけで丸儲け。   これぞ世界の平和に続く道。。。か?


新世界の幕が開く

2020-05-04 | 日記
ウグイスが鳴いた。目の前のマオイ山の奥からホーホケキョ♪ケキョケキョ♪
鳴き声はだんだん近づいてきて今日はすぐそこの木の枝の辺りから聞こえてきた。
家の前でいつの間にか大きくなったコブシが咲き始めた。
去年は初めて2つだけ白い花を咲かせた。今年は数え切れない蕾みを付けた。
庭のあちらこちらに水仙の黄色い花が開く。イラクサ、よもぎ、イタドリ、、、、
、、自然界の営みは淡々粛々嬉嬉快快、(コロナってなにー?)って感じ。。。。。

じぶんのやりたいことが軌道に乗り、日常が充実してきたせいか、たまにしか連絡をよこさなくなっていた岐阜に住む娘だが
昨今の状況下で保育園お休み。5才の息子と家に閉じこもる生活が続き、頻繁にテレビ電話が掛かってくるようになった。
ババに孫の相手をさせてじぶんは一寸息抜き、、、ってところだ。いいよいいよ、それくらい。一家の平和が掛かっている。
娘のストレスをよそに、孫は実にくるくると独り遊びを楽しんでいる。だからといってババが画面に映ればちゃんとじぶんの世界から
降りてきて「ばーちゃん見て見て!」「ばーちゃんタチとクロ何してる?」「ばーちゃん○×△◇。。」今、その時を生きる。
車やレゴブロックも好きだがお気に入りの熊のぬいぐるみにじぶんが使わなくなった紙おむつをはかせてお世話をしている。
愛おしい気持ちで接しているのが伝わって来てババは胸がジンとする。母のストレスにフェイントかけながら巧みに人生切り開く。

あるとき「この間、ケンジ(婿さん)があたしのこと叩こうとして初めて手を上げたんだよ。」と娘(あんたが怒らせたんだろ、)
「サイテイ!って思って隣の部屋に引きこもった」(サイテイってどっちの台詞だ。。)日常の様子を想像し常に全面的に婿の味方。
家事能力極めて低い娘をよくぞうっかり選んでくれました。ヤル気になればやるのだが、その気にさせるにはエサが要る。ふざけるな。
「ホントにいいの?」何度も念押したのに「先物取引です」と余裕で言った婿。大穴狙いか?あれから9ねん。。。残念でした
余裕だった堪忍袋はパンパンに膨らんでいることだろう、気の毒に。ここまで来たら「親の顔がみたい」とはもう言わせない。
一対の夫婦として強く影響し合って築いた9年間。あなたはわたし、わたしはあなた。お互いは映し鏡。
・・・・・・「で、謝った」「あら!偉いんでしょ」 「ううん、謝ったのはケンジ。あんな言い方して悪かったって」「・・・」
娘が隣の部屋に引きこもると、父と母の一部始終を観察していた5歳児がつぶやいた。
「パパ、あの言い方はママには通用しないよ」 その一言で婿はスピード感をもって作戦を変更したのだな。。。ふむ
娘がどれだけ二人に大変な思いをさせているか、、産んだ者として内心自責の念に打たれ、ため息出ること幾度。が・・・・
ふと、(それでいいのだあ!)(だいじょうぶだあ-)降りてきたバカボンパパと志村けんに肩叩かれた。ポン、ポン

そうだ、新しい世界が始まった。誰にも何にも依存せず服従せず、個で安定して自立する。各々が自由に自身を運営していくのだ。

ケラケラと死ぬまで生きる

2020-04-27 | 日記
倉庫で荷造りしていたら久しぶりにミズさん(80代)が来た。
元自衛官のミズさんは、一見普通のマスクに豚の鼻のような換気口みたいなのがついたのをかけている。
「生きてたー?」とまずはお互い生存を確認して立ち話。
「コロナ対策情報持ってきました。」と友人から届いたメールをじぶんで印刷してコピーしたものをわざわざ届けにきてくれたのだ。
以下メール内容
〈知人の看護師さんから〉情報共有です
新型コロナウイルスは、感染されても何日も症状が出ない場合があります。
咳と熱の症状が出て病院に行った時は大体50%は肺が繊維化していると考えられます。
◇台湾の専門家は、毎朝、自身でチェックできる簡単な診療を提示しています。
 息を深く吸って、10秒我慢する。
 せきが出たり、息切れがする等、すごく不便なことが無ければ肺が繊維症状になっていない(感染されていない)ということです。
(注:新型コロナで悪化すると、肺胞の組織が繊維化して硬くなっていくようです)
現在、既に大変な事態になっているので、毎朝良い空気を吸いながら、自己診断をしてみて下さい。
◇日赤医療センターのドクターのアドバイス
 常に口と喉を濡らして乾燥した状態に置かないこと。15分ごとに水を一口飲むのが良いそうです。
 ウイルスが口に入ったとしても、水とか他の飲み物によって食道から胃に入ってしまえば、胃酸によりウイルスは死んでしまいます。
水分をよく取らない場合、ウイルスが気管支から肺に侵入してしまうのです。


ほおー、、早速ミズさんの前で息を深く吸う。10秒我慢してみる。。「あ、まだ大丈夫。。」「よかったです、じゃあね」
ミズさん半年に一度くらいふらりとやってくる。半年前より背筋がピンとしているように感じた。
人のために何かしよう。するぞ。と決心して行動する時、身体の表面にも表れるのだなあ。ありがとうミズさん。
(そうだ、お隣の平山さんの安否確認だ!)と思い立ち残り野菜をもって行く。
「お、いつもありがとう。上がんなさい。たまにはコーヒーでも飲んでいけばいい」「うん、、あ、やっぱり又にする、、」
独り暮らしの平山さん、マスクはせずゆったりニコニコ悠々として「あんまり出歩くんでないぞ」と心配してくれた。
夫より2歳上の平山さん。最近持病の悪化でめっきり以前の元気がなくなったのが気がかりだ。
数ヶ月前のある時、窓越しに家の中でテレビがついているが玄関で呼んでもシーンとしていて出てこず、、
いつものようにテレビの前で寝っ転がってうたたねしているんだろうな、と思いつつ(万が一シンデタラドウスル、、、)
だが(今日は忙しいのだ。。。第一発見者にはなれない。。)と腹がつぶやき玄関に野菜だけおいて逃げるように帰った。
夫に「ねえ、平山さんこれこれしかじか」と報告「大丈夫だあ、」と言われたが落ち着かず、
夕方平山家に灯りがともると心底安堵した。
20年前ここに来たとき住む場所が無く、隣のカヌー工房の平山さんがあっという間にD型倉庫に快適な居住空間を作ってくれた。
ミズさんも平山さんも大勢の人が倉庫に集まっては飲んで食べて語って、ドンチャン騒ぎの毎日が7~8年は年続いた。
そのあとボロボロ母屋をまたまたあっという間に改装してくれたのも平山さん。平山さんに足を向けては寝られない。
それなのに、、、、、翌日「第一発見者になりたくなくて逃げた。ごめんね」と懺悔に行く。
平山さんケラケラ笑った。じぶんも笑った。そこでようやくこころが軽くなった。
こんな自分に愛想つかさずよくぞここまで付き合ってくれました。ミズさん平山さん、お互い死ぬまでケラケラと生きたいね。

  ※今年はなかなか鳴かないな。。。と気をもんでいたら、日曜の朝山の奥から「ホーーーーホケキョ♪」と聞こえてきた。ほっ

夫の初挑戦

2020-04-19 | 日記
土曜朝、夫が突然大きな電気オーブンを家の中に持ち込んできた。
居間のテーブルにドンと置く。「えーーーー?ここでやるの?」「そうだ」
「あれ?バナナないぞ」「食べた。。」「なに?!あれを使うんだ!買ってくる!」
バナナ買いに何処まで行ったか・・やっと戻ってきた。そこのセコマじゃないのかい?
「豆乳と白太ごま油も無い。買ってくる」「オーサワのじゃだめなの?オリーブは?」
又、更にしばらくしてルンルンと戻ってきた。(いっぺんで済ませろや)と腹が言う。
この日は夫71歳生まれて初めてのお菓子作り「米粉マフィン」に挑戦する。
3月末に参加予約していた教室が、この情勢下千葉まで行くことが出来ず急遽オンライン講習に切り替わったのだ。
何時から始まるとも言わないし特に聞かなかったが、帰ってきたと同時に先生の姿がiPadの画面に映し出された。
画面上には先生と他の参加者3名も映っている。それぞれの家庭の子どもの声も聞こえる。ご主人も居るみたい。
夫は、千葉に出かける気満々でわざわざ無印で新調した麻のエプロンを掛け、材料が並んだテーブルの前にスタンバイ。
バナナが無けりゃ別のもので代用すればいいのに、、と思っていたが、どっこいバナナは増粘剤の代わりだと分った。
「今日は砂糖を少し使ったシンプルなものなので風味の有るごま油を使うと中華風になってしまいます」と先生。なるほど。。
夫はこの日のために、ケーズデンキで馬鹿でかい重たいオーブンを買って妻の目の届かない場所に待機させていた。
が、みつけた。「なにこれ?」と何気なく水を向けたら「オーブン」と言った。それは箱に大きく書いてある。
(何でここにひっそり置いてある?)「えーゆーをそふとばんくに換えたらナンチャラがカンチャラでちょうど買えた。」 
(だからさ、何のためにここにあるんだってば)
常に、妻を恐れるあまり、質問を正しく理解出来ない夫はトンチンカンな言い訳ばかりしていた。
今日のこの日のこの時の為だったのだ。
いよいよオーブンに入れる段階になって、使い方が分らない。温度設定が出来ない。。ここで初めて取扱説明書を開いている。
先生は一瞬(?!!)という感じだった。が、さっき箱から出してきたばかり。。。やる気あるのか無いのか摩訶不思議。
「永野さん、今日初めて使うオーブンなんですよねー」とさりげなく皆さんにそして夫に向かって優しくフォロー。
如何にせん71歳。男子。
10時半から始まって12時前、「あ、皆さん上手く膨らんでますね。 では試食して下さい」 各々もぐもぐタイム。「美味しい!」
マフィンってほとんど食べたい欲求が来ない存在だったが、、米粉とバナナでしっとりとこんな食感になるのか!
美味しい!2個食べた。台所であれこれしながら耳だけ参加していたが全体の雰囲気は充分に伝わって来た。試食段階のみ画面に参加。
砂糖は入れなくても良いし、豆乳や牛乳無ければ水で良いそうだ。 
「では皆さんさようなら」と、ちょうど12時に画面から先生は消えた。
いや~~~これはいいわ!こういう時代が来たのだ。自宅に居ながらにして!時間短縮。参加費1800円を事前に振込んだだけ。
なんと言っても、71歳の男子がひとりで手もエプロンも汚さず、ボール一つとバナナ潰すフォーク1本でちょちょっとつくったのだ。
数年前から夫は米粉100%のパンが作れないだろうかと大きなかぶの米粉で色々な人に試作を頼んでいた。
しかし納得のゆく米粉のパンはなかなか出来ず、より細かな粒子にするため粉砕機メーカーの展示会に毎年通っていた。
粉砕機会社のブースでふっくらと膨らんだ米粉パンの実演をしていた女性が今日の先生の駿河かおりさんだ。
昨年、札幌での講習会を企画するべく連絡を取り合っていたがなかなか都合がつかず、「まずはじぶんが」と推測する。。。
真相は分らないがあえては聞かない。好きなことして機嫌良く生きててくれれば それでよしだ。
 関心のある方は以下のサイトをご覧下さい。
https://orangespoon.jp/category/lesson/
https://tomoe.life/22205

コロナウィルスは本当に悪い奴なのか、、それとも

2020-04-12 | 日記
朝7時になると、太陽はすでに上からこちらを見ている季節だ。
家中の窓を開けて春の空気をパクパクする。(へいわだ・・・・)
こんなに平和な朝なのに、これから始まる緊張に満ちた長い一日を過ごす人もいる。
眠れない夜を過ごした人もいるだろう。胸がチクリとする。
しかし、各々のことは各々に任せるしかない。じぶんの出来ることはただ一つ。
『自分自身のこころとからだのごきげんを観察し、今日一日を平安に過ごすこと』
あ、家族のごきげんをムヤミに損ねる言動にはくれぐれも注意しなければならない。
思ったことはそのまま言わないように、一呼吸おく。悪気は全くないがジイサンが不機嫌になることには注意する。
普段なら家庭内は無秩序無法地帯だが、この事態下においては家族の免疫力を下げるようなことは御法度。

以下今月号のなずな通信・赤峰勝人氏巻頭言から抜粋します
世の中大騒ぎ
・・・・・・・・・じぶんだけは感染したくないという自己中心的な心理を引き出すマスメディア。そこにつけいる商法。
コロナウィルスに対する対処法を伝えることより前にやらなければならない事をなぜやらないのでしょうか。
病気の原因は
・・・・・・・・野菜専業農家を目指した頃、化学肥料、農薬を使って一時的に作物が多く出来、高収入を得たのも束の間
原因不明の病気が広がりウイルス病といわれて抗生物質を使っても病気は治るどころか広がる一方でした。
ついに全滅。そこから病気の原因を探し続けた結果、ミネラル不足ということにたどり着き近代農業では教えてもらえなかった
カルシウムの重要性。不足すると原因不明の病気になる。それが分ると健康な作物になり循環農法が完成しました。
作物にとって大切なカルシウムは石の粉(石灰)ではなく植物が光合成しながら原子の転換で作り出してくれた、
生きたカルシウム(ペクチン酸カルシウム)でなければ米や野菜はそれを体内に取り込むことが出来ないのです。
米や野菜のお化けである人体も石の粉の石灰を体内に受け入れることは出来ません。
カルシウムが大切
・・・作物のお化けである人体にカルシウムが不足すると細胞膜が壊れやすくなり、その死んだ細胞を食べるために菌が発生する。
今、世界人口の3割の人が結核だそうですが、この病気もカルシウム不足のために肺細胞が破れて死に、死んだ細胞を食べる
ために結核菌が自然発生するといえます。 果たして病気の原因は結核菌のせいなのでしょうか。
現代科学は菌の自然発生を認めないために、答えの出しようが無く、社会を混乱の渦に陥れています。
本当の原因はカルシウムなど90種類以上のミネラル不足が現代の難病奇病の原因と思っています。
ミネラルは命の源
・・・昭和46年の塩田法により全ての日本人はミネラルの入っていない99%ナトリウムの精製塩を食べる様になりました。
それによって原因不明の難病が増えたように思います。化学肥料農薬で育った作物石油化学合成品の体内への取り込み、
合成甘味料とミネラルの入っていない白砂糖を摂ることによるカルシウム不足。
自然海塩のミネラルをいただき、生きた細胞で人体を満たしておけば何も恐れることはありません。
カルシウム不足で死んだ細胞に菌が自然発生し、その菌が他の人の死んだ細胞をたべるために(感染して)働いて
くれているのです。
このことが理解されればマスク騒動は無くなるのではないでしょうか。「食こそいのち」しっかりと胸に刻んで下さい。

10年前と同じ
今回の新型コロナウィルスの話は、実は10年前にここに掲載した話と同じ内容です。インフルエンザをコロナウィルスに変えただけ。
2009年新型インフルエンザが世界的に流行したときの社会の反応の仕方が、10年後の現在でも繰り返されていることを
疑問に感じませんか?


10年前もおなじだったんですね!忘れていました。
コロナウィルス関連の情報は山のように溢れていますが、各々心を澄ませてじぶんの安心できる情報を選び実践するのみ。


おまえが頼り

2020-04-05 | 日記
金曜の朝、LINEに2枚の写真が送られてきた。
世界各国の政府がコロナ対策のための国民への補償実態の一覧。
現金支給85000円の韓国、米国11万円、香港14万円イタリア30万円
ニュージーランドにおいては最大45万円。
休業補償としてドイツ賃金の60%、、、、スペインは賃金の100%。
10ケ国あまりの一番下に 「日本マスク2枚(一世帯)」と表記されている。
そして、サザエさん一家が猫のたまを先頭にワカメ、サザエ、ふねさんが重なって1匹と3人で一枚のマスク、
先頭タラちゃん、カツオ、マスオさん、波平さんが重なって4人で一枚のマスクをしている『一世帯に二枚のマスク』の絵。
ゲラゲラ笑って笑って、、あれ?すごいな、あべ氏、、現金より免疫アップゲラゲラ政策の賭けに出たのか。。
これを機に、過去からのDNAに蓄積された他に依存する古い観念、思考を根底から払拭し、新しい自分を生み出す。
真実は各々自分自身の中にしかないのだ。たのむよじぶん!おまえが頼り。

朝、サラダを食べた後の皿に野菜にかけた酢、オイル、ごま、塩などの混ざった液体がシャバシャバと残っている。
これが一番旨いところだ。飲み干すべく平皿を口元に運んだとたんダラダラと口の横を流れ落ちた。(!!!!)
別の入れ物に移して飲もう、、 「すすればいいべさ」と夫が大真面目に、しかし目の奥がニヤリと言う。
(よし、見てろ)唇を象の鼻のように伸びるだけ伸ばし皿に近づけひゅーーーーーっと吸引したら見事に口内に収まった。
あら、、、良い感じ、、、これでいいのだ。イソップ童話の鶴、くちばしもみほぐし始めるか。。。

こんな、あんな事情

2020-03-30 | 日記
明るい春の日差しが降り注ぐ季節となり、身体は外に出たがるが、
こんな、あんな、そんな事情で、積極的に消極的な暮らし方へ。
身体も思考もエネルギーの循環がさまよっている。
なんだかどこかが自由じゃ無い感覚。。。。。
この星中の不安な意識が連動して揺れている。
普段どれだけ自分勝手に、自由で無防備に生きていることかと思う。。。

〈Kちゃん何してる?〉快晴の土曜朝、LINEに打ち込む。
〈こもってる〉 おんなじ。やることは山のように有るが、、、、
〈ねえ、ふきのとう採りして遊ぼうか〉〈いいね!よし、洗濯は明日にする〉女同士の話は早い。
風は冷たいが広い畑にニンゲン二人。あははは、おほほほ、うききのきー、、開放感で細胞も踊る。


摘んだばかりのフキノトウは、まずお湯を沸かし、カップに味噌とみじん切りしたフキノトウを適当に入れ
熱湯を注ぎ、箸でよくかき混ぜながら熱々をフウフウいいながらすする。  あああああうまうま、、、、、、
塩味のスープなら豆腐とフキノトウも合う。摘みたてならあく抜き不要。ほんの少し入れただけで香り立つ。
沢山有れば塩を一さじ入れたたっぷりの湯で10秒ほど茹でる。水で締めてギュウっと水気を絞り切る。
それを倍の量の生味噌と混ぜて瓶などに入れておけば、おにぎりに入れても、お湯を注いで味噌汁にも。
あとは微塵に切ったフキノトウをごま油でよく炒め(煙と共にアクが抜ける)好みの量の味噌を合わせる。
水分を飛ばすように焦がさないように丁寧に練れば日持ちのする蕗味噌。
長い冬に溜まった身体中の毒素を春一番のフキノトウの苦みで掃除する。食べ過ぎには注意♪


白鳥の事情・農婦の事情

2020-03-23 | 日記
「白鳥この辺に降りる時、恵庭岳を目印にしているらしいぞ」と夫
「えーーーーー!恵庭岳ってどうやってわかるんだろ??」
「わかるんだべさ。。」「だからさ、何でわかるかって事」「分るんだ」
「ゆうべはうるさかったな」「え?夜飛ぶか??}
「確かに白鳥の声だった」(ほんとか?今まで夜の鳴き声聞いたこと無い。。)
夫があんまり断定的に言うので(そう思っているならそれもいいでしょ)
しかし、一抹の否定的な気持ちを持て余しグーグルに尋ねる。。。。
あったあった、白鳥は夜飛ぶ情報。昼間より天敵に襲われにくいって。(そうだったんだ!!)
幾つになっても知らないことだらけで刺激的だ。
今年も沢山の白鳥がやって来た。まだ運河で休んでいる少数派も見かけるが、
子どもが食べ過ぎて腹壊したか?夫が小枝に足を引っかけ骨折し、回復待ちなのか、、、
集団行動はやっぱ苦手。。と新しい生き方を決心したか。。。この時期妄想はふくらむばかりだ。

コロナ旋風の中、某音楽教室講師のTちゃんが「教室はコロナでお休みーー」と久しぶりに遊びに来た。
「実家に帰ろうと思ったら、来るなって言われたさ」「あははは!さすが独り暮らしの母さん気丈だね」
Tちゃんの教室は小さい子から年配の人のクラスまであり、数々の感動的なエピソードが生まれている。
楽器も弾けない吹けない音譜も読めない自分だが、歌を歌うのは好きだ。からだの中から歌が出てくる。
最近は円山動物園のYOUチューブのテーマソングが四六時中出てくる「まるやーまどーぶつえーん♪」
コロナで死ぬ前に、今までの人生をチャラにして何をしたいか、、って話になる。
「オペラ歌手とバレリーナになりたいな。。」と、うかつなことを、しかし迷いもせずに口が言う。
若いときなら、女子3人寄れば横一列に並んで〈白鳥の湖ごっこ〉をしたっけな。。。。
曲名も知らないが印象的なオペラのサビの部分だけが、時折一日中からだから溢れ出すことが有る。
Tちゃんが早速ケータイで調べてくれたら「魔笛、夜の女王のアリア」と判明した。
ソプラノ歌手をまねて声を出していると、身体中の毒素がすべて排出されるような快感を抑えきれない。。。
「クラスに70代でオペラとバレイ習っている人いるよ」「おおおお!!いるのか、現実にそんな人が!!!」
しかし、なんでオペラ歌手とバレリーナなのか? あらためて奥の奥の自分に問いただす。
〈どちらも腹筋が鍛えられ、姿勢が正され腰痛に良さそうな気がする〉え?舞台に立ちたい訳じゃ無いんだ。
どこまでも農作業対策が染みついていて、これじゃあ人生チャラにならない・・・・・・
せめてロングドレスやチュチュにトウシューズを身につけて後ろ姿の記念写真でも撮るか。。。
20年前、長沼町の水泳教室のネエサン(70.80代)たちに、背中の筋肉は褒められた事がある。

カミサマノイウトオリ

2020-03-15 | 日記
大雨降って、雪解けが進む。あっという間に春の匂いだ。。。。。
コロナ君、いつまで大気圏内の旅を続けるか?・・・・
時の存在として脚光浴び、思わず胸を張りたくなるよね・・・・
地球上、どこへ行ってもスポットライトを独り占め。
子孫のためにもここで名を成す一発勝負。。。じゃなくってさ、、
おいらはおいらで居るだけなのに。。。嫌われ者さ。。。。。
だからって、ここで引き下がるわけにはいかねえんだ。
だって、神様がおいらをギュウって強く抱きしめて言ったんだ。。。
今、地球に一番必要なのはおいらなんだって、、、悲しいこと、くやしいこと沢山有るかもしれないけど
神様が帰りなさいって言うまではけっして帰って来てはいけないよって。。。。。
おいら、なんだかよくわかんねえけど、、神様に帰ってきなさいっていわれるまでは帰れねえ。
・・・・・・・・ってことなのか、、、、それとも、、、、、、


省エネ寛容路線

2020-02-09 | 日記
雪の無い正月を喜んでいたのもつかぬ間、あっという間に真っ白白!
雪まつり目当ての方々は寒くて白い札幌を満喫されたことでしょう。
道路はツルツル、、助手席にいても足が突っ張る。
夫がちょっと横の景色等に目を向けようものなら、ギョッとする。
そうして、目の前の状況把握を自分の目が果たそうとする。
若いときはそれ程いちいち気にならなかったと思うが、、、、
今日と言う日は生まれて初めての人生最高齢の自分を体験する訳で、
60過ぎた頃から、去年とは明らかに違う、ひと月前、一週間前、、昨日とも(違う)自分を実感する。
瞬発力,判断力視力知力。。。。等々の衰えはマイナスのようにも思うが、その代わり心は柔軟になった。
ここまで終わらせたいとか、あーでなければ、こーでありたい、、などの執着やこだわりが大分放れた。
それは身体の無理が利かない事に素直に従える自分に徐々に変化したからだと思う。
失敗する自分を大目に見るようにもなった。だから7つも年上の夫の有様には特に寛容になってきた。
「車検証の再発行頼まれてたの持ってきた。」と夫の留守に奥野さんが来た。
「えー、それならどこかにあると思う・・・・・・・・・あった」妻の直感ですぐに見つかる。
「もったいないな再発行。15400円掛かってる」奥野さんが自分のことのように気の毒がってくれるが、、、
いつものこと、いつものこと、それより奥野さんの貴重な時間をこんなことに使ってしまい申し訳ない。
「自分で探すのが面倒ならひと声かければいいのに、、妻に言うのはもっと面倒で勇気がいるんだね」
「俺もかあちゃんが一番恐い。ぜったい口答えはしない。車検証は俺が見つけたことにした方がいい」
妻が恐い男同士の気遣いで大真面目に忠告してくれた。そんなに重大なことかあ?と可笑しいが。
そのあとに来た東出さん、「可哀想だからホントのこと言わないほうがいい」と夫の立場で忠告してくれる。
「俺だって、ぜったいひとみには逆らわないって決めている」 なるほど、案外男族も注意深く生きている。
あっぱれ、真に底をつく心構え。正しき亭主関白の道。妻は天皇なるぞよ。かっかっかっかーー
帰ってきた夫に二通の車検証を見せて「あったよ」と言うと当たり前のような顔で「ふうん」と言った。
(この場合「ふうん」じゃないだろ)と思うがそれを言えばエネルギーロスだ。省エネ省エネ。寛容路線。
お互い日々の調和と融合に費やすエネルギーは有形無形多種多様。国家間同様どこまでも平行線。