土曜の昼は、17区4班の忘年会だった。
飲んで食べて喋って延々と半日すごす体力が無くなったのを理由に、最近はあまり
そういう席には顔を出していなかった。
が、「おい、きょうは、舎利膳の寿司だぞ。」と夫が強引に誘ってきた。
たいがい農協かすぐそこのセーコーマートのオードブルと寿司が定番の忘年会だが
今年一年班長を務めた夫が職権乱用で自分のお気に入りの三川の寿司屋に頼んだのだ。
隣近所の老若男女の面々が10数名、テーブルに所狭しと並べられたビールやコーラや
ジュースだお茶だ、つまみだやら、相変わらずの農協のオードブルと共に舎利膳の寿司。
しかし、なによりも料理上手なおかみさんたちの漬物が一番の楽しみだ。
本格的なまりちゃんのキムチ漬け、たずこさんのヤーコンのしょうゆ漬け、静子さんの大根サラダをたらふく食べて
舎利膳の寿司つまんで缶ビール2本も飲んだら眠気が襲ってきた。「さきに帰るねー」と失礼する。
家のソファーでがーっと眠ってから、先日東出さんにもらった佐野洋子の『死ぬ気満々』を読みながらげらげら笑う。
自分もかなり赤裸々なタイプだと思うが、佐野洋子にはかなわないな、とまだまだ先があることを予感する。
50代ならひよっこだな。。70過ぎたらここまで自分の奥底見据えてさらけ出せるのか。。。。
それほど多くの著書を読んだわけではないのに、なんだか無条件に惹かれるのは何故だ、、と思っていたら
ジュリーだ。 彼女もジュリーを愛して止まない一人だったのだ。
大昔の、あの全てにおいて美し過ぎるジュリーを愛し、田中裕子と再婚した後ブクブクと太った体でステージをこなした
その勇気というか、ありのままの彼を、やはり、どうしようもなく愛おしく思い、変わらぬ歌声とともに愛さずにはいられない。
そういえば周りの親しい女友達の中にも、ジュリー狂は多い。けっしてお互い自分の中のジュリーを語り合ったりはしない。
ただ、そのことだけでどこか共通の妙な信頼感がある。
飲んで食べて喋って延々と半日すごす体力が無くなったのを理由に、最近はあまり
そういう席には顔を出していなかった。
が、「おい、きょうは、舎利膳の寿司だぞ。」と夫が強引に誘ってきた。
たいがい農協かすぐそこのセーコーマートのオードブルと寿司が定番の忘年会だが
今年一年班長を務めた夫が職権乱用で自分のお気に入りの三川の寿司屋に頼んだのだ。
隣近所の老若男女の面々が10数名、テーブルに所狭しと並べられたビールやコーラや
ジュースだお茶だ、つまみだやら、相変わらずの農協のオードブルと共に舎利膳の寿司。
しかし、なによりも料理上手なおかみさんたちの漬物が一番の楽しみだ。
本格的なまりちゃんのキムチ漬け、たずこさんのヤーコンのしょうゆ漬け、静子さんの大根サラダをたらふく食べて
舎利膳の寿司つまんで缶ビール2本も飲んだら眠気が襲ってきた。「さきに帰るねー」と失礼する。
家のソファーでがーっと眠ってから、先日東出さんにもらった佐野洋子の『死ぬ気満々』を読みながらげらげら笑う。
自分もかなり赤裸々なタイプだと思うが、佐野洋子にはかなわないな、とまだまだ先があることを予感する。
50代ならひよっこだな。。70過ぎたらここまで自分の奥底見据えてさらけ出せるのか。。。。
それほど多くの著書を読んだわけではないのに、なんだか無条件に惹かれるのは何故だ、、と思っていたら
ジュリーだ。 彼女もジュリーを愛して止まない一人だったのだ。
大昔の、あの全てにおいて美し過ぎるジュリーを愛し、田中裕子と再婚した後ブクブクと太った体でステージをこなした
その勇気というか、ありのままの彼を、やはり、どうしようもなく愛おしく思い、変わらぬ歌声とともに愛さずにはいられない。
そういえば周りの親しい女友達の中にも、ジュリー狂は多い。けっしてお互い自分の中のジュリーを語り合ったりはしない。
ただ、そのことだけでどこか共通の妙な信頼感がある。