大きなかぶ農園だより

北海道マオイの丘にある大きなかぶ農園からのお便り・・
※写真はsatosi  

れんこんは、美味くて、身体に良いよ

2015-12-11 | 食生活
血、せき止め。細胞に弾力性をもたせて締める作用を発揮。
胃腸の調子もととのえます。

 れんこん
   れんこんはご存じ、蓮の花の地下茎。地中、横に広がってふくらみますので、根菜のなかではやや陰性になりますが
  全体的には陽性と陰性の、両方の作用をもっています。
   れんこんの主成分はでんぷん質で、食物繊維やビタミンCも多く、腸をととのえてのどの渇きをとめ、造血効果も高い
  食べ物です。
   また、タンニン(陽性)が咳や下痢、出血、腫物、胃潰瘍といった陰性の症状を改善、血圧の調整もしてくれます。
   喘息の咳止めに用いる人は、期間中、甘いものや果物を一切取らないことがポイントです。

れんこんきんぴら
     れんこんは咳や痰が出る人、喘息の人など、胸部に疾患のある人が、日常的に摂ったほうが良い野菜です。
    収れん(ひきしめる性質)が強いので、胃下垂のように、細胞がゆるんでいる人にもとても良い働きをします。
     健康な穂とのおかずなら、唐辛子を少し入れても。
     材料:(基本分量)
      れんこん・・・200g、ごま油・・・大さじ1、しょうゆ・・・大さじ1+1/2、炒りごま・・・少々、だし汁・・・大さじ1
     作り方;
      ①れんこんは薄いいちょう切りに。固いれんこんは薄目=1mm厚さくらい、やわらかい(水分が多い)ものは
       厚め=3mm厚さくらいがよい。
      ②鍋を熱してごま油を温め、鍋を向こう側に傾けて油を逃がし、あいた所にれんこんを入れ、少し炒めたら鍋を
       戻して強火でざっくりと炒める。
      ③れんこんに火が入り、透明になってきたら、しょうゆを鍋肌から回し入れ、天地を返しながらからめて煮きり、
       シャキシャキに仕上げる。

病弱な人や幼児の解熱・発汗・赤い発疹に
  大根おろし汁入り 玄米スープ
      第一大根湯が強すぎて飲めない人や虚弱体質の人、高齢者には、からだにやさしい玄米スープをプラスしてみましょう。
     無理なく穏やかに作用して、熱を下げます。アレルギー体質で赤い発疹が出る人はお茶がわりにどうぞ。
      材料:(一回分) ※ただし幼児には1/2量、乳児には1/4量を目安に。
          玄米クリーム・・・・小さじ1、大根おろし汁・・・・大さじ1、水(または湯)・・・1カップ、自然塩・・・微量。
      つくり方&飲み方
          鍋に水と玄米クリームを入れて良く混ぜ合わせます。大根おろし汁と箸の先につけた詩をも加えてから
          火にかけ、沸騰直前に火を止めて温かいうちに飲みます。