大きなかぶ農園だより

北海道マオイの丘にある大きなかぶ農園からのお便り・・
※写真はsatosi  

ラブダラケ

2016-01-07 | 日記
新年あけましておめでとうございます
こうして、皆様にお便りが書けていることがうれしいです。
正月に長沼を留守にすることが2年続き、その前は正月早々骨折するなどと退屈知らずな毎年で、
久しぶりにわが家での ゆったりのんびりな年末年始となりました。

1日の朝、着物を着た。せっかくだからと長沼神社にお詣りに行く。
おみくじを引くと『大吉』 良いパートナーと巡り合える・・とのこと。 「うひっ!!!」だ。
『中吉』をひいた夫は不足感露わに境内の木にそれを結んだ。まったく欲深い奴だな。。。
2日の朝、夢を見た。マオイ山から昇る大きなオレンジ色の太陽と遠くからそれを見る後姿の2匹の猿。
一匹の猿が横を向くとその顔には白い髭と眼鏡。!!とーちゃんだ!!とーちゃんがサルになった!!
ということは、、その横の猿はコトシ60の自分か?。。。。。
3日朝、書初めをする。 墨汁をドラえもんの絵柄どんぶりにたっぷり入れて、、、浮かんでくる言葉を書いていった。
春 清流 風にのる 全てが今ここ 笑売繁盛 はじまる 心はボロもうけ 。。。。からだの奥からことばが湧いてきた。。
1枚1枚を縦長につないで居間の壁に貼ると新春、初春、気分満点。
夫はじっと自分の心の中を観察しながら出てきた言葉を几帳面な字で綴って寝室の壁に貼った。 
  我体 柔思 静進 自我柔軟 神    
5日朝、のりちゃんと二人お茶会をする。
お菓子は、前日行った温泉のランチに付いていた和菓子を食べ切れずに持ち帰りそれに当て
茶椀は緑の抹茶が良く映える黒とクリーム色の2種。
「お茶碗素敵!どちらでお求めに?」とのりちゃん。 
「はい、○○銀行の景品らしきものを其の筋から頂戴した秘蔵の品ですの」とオスマシ亭主。
ゲラゲラ笑って、お代わり点ててまたのんで、いつでもどこでもすぐできる、ナンチャッテお茶会。

そして、去年地図を広げていた時、真狩あたりに『クサダラケ共和国』と表示があり、『ええー!?』と驚き『いいね!』と膝を打ち
じぶんはどんな国をつくりたいかな?と考えていたら 『ラブダラケ』 とひらめいた。
ラブダラケの資源はラブ。 『ラブ』は無尽蔵。 そのうえラブダラケ国はコメダラケ・クサダラケ、、、、
ラブダラケの国王は雄犬のタチ。どんなときもしっぽをパタパタ振って「ソレデイイノダ」と納得して生きている。ラブそのもの。
公式発表はまだその時に非ず、、、しかし言わずにおれず、ここでこっそり、しかしはっきり極秘報告。  
うひひひ、くっくっくっく、、笑いとまらず。。。またまた妄想暴走。

今年も一年ありがとうございました2015 12/22 

2016-01-07 | 日記

ふと気づけば、野菜の配達も今年最後の週となりました。
一年間ご利用いただきましてありがとうございました。
毎週この小さな紙面を通して、私たちの目指すところや、日々の実態のあれこれを
できるだけありのままにお伝えしたいという思いで、ほぼ一方的に15年間発信してきました。
皆さんからのご意見やご希望や、そのほか、あれもこれも、どうしたい・こうしたい、と思いながら
結局日常に追われてなかなか思うような紙面にできず、毎年この時期反省の連続です。
しかし、私たちが語らずとも 道内外の生産者の皆さんから毎週届く野菜や果物が
それを食べた人たちを”おいしい!”と笑顔にしてくれ、その笑顔に支えられて続けてこれました。
ご注文頂いた品物を入れ忘れたり、入れ間違ったり、計算が違っていたり、
暑い時季寒い時季には傷みや様々なアクシデントに遭遇し、がっかりしたり、ドッキリしたり、、、、、
その都度「ごめんなさいメール」や「申し訳ありません電話」をすることになるのですが、
不思議とそれは、そのアクシデントが天からの贈り物のように思えてしまうのです。
いつも注文用紙のお名前だけでどんな方だろう?と思っていたらお話しできたり、、、
10年もずっと食べてくださっている方と思いがけず久しぶりにゆっくりおしゃべりが出来たりする、、、、、
失敗は次の工夫していく原動力としての大切な宝もの、と思えるようになりました。
ですから、今後ともお気づきのことあれば遠慮なくご一報いただけると幸いです。

年々体力下る一方ではありますが、大きなかぶの野菜を待っていて下さる皆さんの思いに気力湧き、
じいさんばあさん、まだまだやれそうな気分です。