大きなかぶ農園だより

北海道マオイの丘にある大きなかぶ農園からのお便り・・
※写真はsatosi  

「ろくよん」

2016-08-19 | 日記
周りの田んぼの稲が一斉に見事な白い穂を天に向けている。
うちの稲も・・・・がんばってる・・・・・・ちゃんと穂が出て一人前に胸を張っている。
ヒエも、稲よりはるかに背が伸びて、、すでに種を実らせて黒く光りながら風に揺れる。
稲の足元にはコナギがびっしりと青い花を咲かせている。
今年も、やはり、除草が全く追い付かず、見事な草の中に稲の存在が確認される。
ここまでになると、草の勢いにあっぱれと脱帽し、コナギの花の美しさには見とれてしまう。
百姓としては半人前以下だろう。
しかし、今年の自分の力の範囲でやれることをやってこの程度だから納得済だ。
(来年は、あのタイミングでこうだな。。。)と次のチャンスに賭ける。
イチローだって思い切り振って三振しても、その打席でつかんだ感覚を必ず次の打席に活かしていく。
「来年こそ!」って毎年思ってるのにな。。。あちらを優先すればこちらが遅れ。。。。こちらがこうならあちらが。。。。
そういえば、先日ボクシングをやっているという渡辺さんにフットワークの手ほどきを受けた。
常に体重を6:4の割合で両足に伝えながら、攻撃と防御のタイミングを見極めていくのだそうだ。
それを聞いて自分の頭の中が ロク:ヨン・ロク:ヨンとなった。まだぜんぜん具体的な感覚はつかめないが、
からだのどこかが「ロク:ヨン」には何かすごい力が潜んでいると直感しているようなのだ。
生きていくうえでもロク:ヨンが様々な場面で応用されるのではないか?と四六時中からだのアンテナがピコピコする。
あ、四六時中も「ろく:よん」だ!!
やっぱり、これには深い何かがある。。。。。と、思いたい。
すでに解明されているのかもしれないが、何とか自力で辿り着きたい。
ろくよんの感覚を身につければ、田圃の除草と野菜の段取りがワンランクアップ間違いなしだ!

もう秋。。。。

2016-08-19 | 日記
2~3日ムシムシして、これが続けばカナワナイな。。。と危ぶんだが、土曜の朝晩は寒いくらいだ。
去年の秋口、いつものように窓の外に風よけのビニールを張って、夏に向かう時期には
外して風が通るようにするのだが、なんと今年は外していない。このまま秋か。。。
毎年この時期、日除け用に窓の周りに這わせる山ブドウも用無しだ。
イタドリが白い花を咲かせた。萩やよもぎの花のつぼみが膨らんでいる。
美しい笹の葉が柔らかな黄緑色から濃い緑色に変化してくる。
そのうちあっという間に笹の葉が大好きな虫がぽつぽつと穴を空けに来るのだ。
そうしたら、秋だ。


  最近読んだ本
「医者が学んだ祈りの力」-自然治癒力のパワーを細胞に取り込む生き方-  小松健治著 幻冬社 1080円
  祈りへのしおり-すべての人の座右に-内村鑑三
人は窮すれば人に頼む。
人の援助を得て窮地を脱せんとする。
そして人の援助の絶えし時に行き詰まりたりと云う。
彼は己に祈祷の特権あるを忘れるからである。
何が無くとも祈る心は有る。
是さえあれば我に万物ありである。
本文より抜粋