大きなかぶ農園だより

北海道マオイの丘にある大きなかぶ農園からのお便り・・
※写真はsatosi  

ご先祖会議の決定事項、か、

2018-12-10 | 日記
一気に真冬日突入。。。来た来た来た、、、、、
どこを走っても路面はツルツルだ。
夫が前の車に追い越しをかけるたび、横で踏ん張った足がつりそうだ。
「大丈夫だあ、冬は滑りながら走るもんだ」不敵に笑う夫。雪道大好き。
(ったく、この種のじいさんには勧告も警告も命令も役たたず、、)
3、4年前の配達帰りの夕方、ブラックアイスバーンになった国道で
車線変更にうっかりいつものようなハンドル操作をしたらスピンした。
目の前にガードレールが迫ってきた。(ああああートーチャンに怒られるー!!)修理代が頭かすめる。
と、、つぎの一瞬で車体が180度回転し、右方向から流れてくる車の群れが視界に入る。
(おっっつとおーーー!はてどうなる!?)意外と冷製・他人事目線、、あ、冷静。
で、その次の一瞬、なぜか車体は進行方向に正しく向いて路肩の縁石に当たりコロンと横倒しになった。
(あら。。)シートベルトを外して助手席のドアに立ち、天井の運転席ドアを開けようとするが手が届かない。
ケイタイを探すも散らばった薩摩芋の下敷きになった様で見つからず、、ラジオは陽気に歌っている。
その時「大丈夫ですか?死んでるかと思った」と天井のドアが開き男の人が引っ張り上げてくれた。
「寒いからうちの車に乗って下さい」 男性の車は大きなクレーン車で、軽のワゴンをすぐに起してくれた。
ケイタイが見つからないというと、夫にも警察にもテキパキと連絡してくれている。
(なんていい人なんだ)
その後ろ姿に目をやると背中に「JAF」の文字。(え??)ひと仕事終え、丁度通りかかったのだという。
やって来た警察官が「奥さん今日は事故が多くて、JAF2時間待ちですよーー」と言った。
JAFのお兄さんに身体は本当に何ともないのか?とイヤというほど心配してもらったので充分満足し、
「修理代幾らかかると思ってるんだ!」と夫が開口一番予想通りのセリフでぼやいたのを鼻でフフンと笑った。
こちらもべつに謝りもせず、修理屋までJAFに運んでもらった車の野菜をさっさか夫の車に積みかえて
二人無言で家に帰り、バクバク夕飯食べたっけな。。。。。この時期になると思い出す。
(ころりと逝かせるにはまだまだ徳が足りぬ)と、ご先祖会議の決議決定。。。なのか。。