福岡県は環境の分野でアジア各地域との交流を深めています。このほど、「県内の企業が持つ優れた環境技術を紹介する『福岡県環境関連企業技術ガイドブック』を作成」しました。「日本語、英語、中国語の3か国語版を各千部ずつ用意」し、「交流先の中国・江蘇省、ベトナム・ハノイ市、タイ・バンコク都等など地方政府に配布するほか、国内外の環境博覧会で来場者に配り、県内企業の海外事業展開を後押しする」そうです。(2014年6月17日西日本新聞「49社の環境技術国内外に発信」より)
6月21日に世界文化遺産に決定した「富岡製糸場と絹産業遺産群」(群馬)では6カ国語の観光ガイド・パンフが作られたそうです。世界の、アジアの方々へのアッピールには多言語ガイド本や通訳養成が欠かせません。環境技術や世界遺産の紹介ガイドは観光とはまた違った専門知識を必要とします。こうした分野でのガイド本は、外国語を学ぶ人にとっても大事な学習資料となります。本やパンフを手にすることは学習の大きなチャンス、学びの励みとなります。