大牟田・オープンシャッター・サロン茶塘

商店街の活性化を目指して、大牟田市新栄町の空き店舗を改装、サロン茶塘が開設された。茶塘や商店街のイベントを紹介します。

南太平洋のマーシャル諸島に刻まれた歴史と現在

2014年06月27日 11時05分39秒 | 日記

「大国に翻弄される小さな島国」という標題から、日本のことかと思いました。

南太平洋のマーシャル諸島でした。地球温暖化で海面が上昇し、埋葬されていた「日本兵とみられる遺骨」が流出の危機にあるとのこと。マーシャル諸島にはビキニ環礁があり、アメリカの水爆実験で第5福竜丸が被曝したところです。どうして日本の方々の遺骨が埋葬されていたのでしょうか?日本から4600キロも離れています。

新聞記事には、この諸島が「第1次大戦後は日本の委任統治領」になり「先の大戦では日本の軍人や軍属7千人以上戦死」。戦後は「アメリカの信託統治領になり、1946年から13年間、ビキニ環礁などで核実験が繰り返され」、「被曝による健康上の不安を抱える島民はいまなおいる」そうです。そして現在、「大国」の経済発展で温暖化・海面上昇が進み、島そのもののが存亡の危機に瀕しています。まさに「大国に翻弄され」続ける歴史です。日本とも関連する歴史です。(2014年6月26日朝日新聞・編集委員石井徹「eコラム」より)

日本としての対策が注目されるところです。

*:アメリカの核実験については『第5福竜丸展示館』(東京江東区夢の島公園)に詳しい。

「ビキニ環礁」は2010年の第34回世界遺産委員会で世界文化遺産に登録されました。登録にあたってはその遺産の世界的、人類史的意義や価値について様々な角度から論議されています。世界遺産に登録されることによって記録され語り継がれ、次世代教育に生かされてゆきます。世界各国の注視の内容も問われます。

 


アサリ養殖「かぐや方式」宗像・鐘崎で始まる

2014年06月27日 10時37分18秒 | 日記

アサリの不漁が心配される干潟の海で、

アサリやタイラギの養殖が研究されています。

宗像・鐘崎港は「沖ノ島」を守り神として漁業の盛んなところです。

このところの漁獲高減少に船の燃料代高騰、魚価の低迷など厳しい環境の中、

少しでも収入になればという思いでアサリ養殖実験が始まりました。

(2014年6月22日朝日新聞・馬郡昭彦「アサリ養殖実験開始」より)

「かぐや方式」とは「竹から生まれたかぐや姫」にちなむもの。アサリの稚貝を簡に入れ育てます。ただし、簡は竹の簡ではなく、塩化ビニール製。えっつ!竹の有効活用にもなるということだったのでは?研究されている過程で何か問題があったのかもしれません。