大牟田・オープンシャッター・サロン茶塘

商店街の活性化を目指して、大牟田市新栄町の空き店舗を改装、サロン茶塘が開設された。茶塘や商店街のイベントを紹介します。

「旧三井港倶楽部」、「三井松島」へ売却

2017年06月06日 05時33分35秒 | 日記
地元の「保存会」で運営されていました「旧三井港倶楽部」が三井松島産業(福岡市)に売却されることが決まりました。
その歴史は「三井港倶楽部は明治時代の1908年に開館し、主に三井系企業の迎賓館として使われてきた。30年ほど前に市民に開放され、結婚式場やレストランとして親しまれてきたが2004年、所有していた三井鉱山(現日本コークス工業)が閉鎖した。存続をもとめる機運が地元で高まり、05年に保存会が建物を買い取って営業を引き継いだ。経営は赤字続きだったが、近年は大牟田市内の三池炭鉱関連施設の世界文化遺産登録により観光客が増え、レストラン需要が伸びるなどして単年度黒字目前まで改善していた」そうです。
「レストランや結婚式場の事業、従業員の雇用は維持される予定」とのことです。「売却額は非公表」です。
三井松島産業の天野社長は「三井グループの力も使いながら、運営を黒字に持っていきたい。グループの成長・繁栄の礎になった大牟田市と市民に対する恩返しの思いを持ちながら、運営を続けたい」と話されています。
~地元保存会の皆様、<大牟田の宝>を守って大変なご苦労だったですね。有難うございました。
(下㊨:2017年5月26日西日本新聞・具志堅聡「三井松島に港倶楽部売却 大牟田の保存会 事業、雇用は維持へ」下㊧:2017年6月1日西日本新聞・具志堅聡「港倶楽部取得を発表 三井松島<大牟田へ恩返し>」より)