「昨年4月の熊本地震で被災し、休園が続いていた熊本市動植物園(熊本市東区)が今年2月から部分開園し、賑わいを取り戻しつつあります。園内のあちこちに地震の傷跡が残る中、来年4月の全面開園を目指して頑張る職員のみなさんと元気な動物たちを、子ども記者6人が取材しました。」
「地震で一番困ったのは地中の給排水管が壊れたこと」「ゾウが1日に飲む水は100リットルから150リットル。清掃も考えると2頭で水500リットルは必要。」「隣の江津湖の湧水をタンクに汲み、トラックで運んだ。重くて大変だった」「マサイキリンの運動場では昨年9月に生まれた<秋平>が母親の<小春>らと遊んでいた。(飼育員)の北川さんは『秋平という名前には<熊本に平和を>という職員の願いが込められている」等のお話を聞きながらの取材が進みます。
「立ち入り禁止区画にも特別に許可をもらって足を踏み入れ」「アスファルトには亀裂が走り、地面のあちこちが隆起し、液状化で地中から水が噴き出していた」状況に「『こんなに被害が大きかったのか』と胸が苦しくなり、ほかの動物園に避難して空っぽになった猛獣舎を前に「早く戻って」と思ったりり、「園で働く人たちの知恵と工夫」に感動しながら進みます。「動物はいつもと変わらないのに何かが違う」と動物の気持ちを思いやって詩を作った子ども記者もいたそうです。取材によって「地震に負けない人間と動物の姿に6人は元気と笑顔をもらった」とあります。
~取材で子どもたちが被災地・動物園から何を感じ、何を勉強したかが(少し)分かります。大人たちに、被災地には子どもたちの夢が詰まった動植物園もあるとよ~忘れないでと訴えています。
(下:2017年6月7日西日本新聞<もの知りこどもタイムズ>欄「動物もみんなを待っている 新たな命に希望も 全面開園目指す 熊本市動植物園」 一部 より)
「地震で一番困ったのは地中の給排水管が壊れたこと」「ゾウが1日に飲む水は100リットルから150リットル。清掃も考えると2頭で水500リットルは必要。」「隣の江津湖の湧水をタンクに汲み、トラックで運んだ。重くて大変だった」「マサイキリンの運動場では昨年9月に生まれた<秋平>が母親の<小春>らと遊んでいた。(飼育員)の北川さんは『秋平という名前には<熊本に平和を>という職員の願いが込められている」等のお話を聞きながらの取材が進みます。
「立ち入り禁止区画にも特別に許可をもらって足を踏み入れ」「アスファルトには亀裂が走り、地面のあちこちが隆起し、液状化で地中から水が噴き出していた」状況に「『こんなに被害が大きかったのか』と胸が苦しくなり、ほかの動物園に避難して空っぽになった猛獣舎を前に「早く戻って」と思ったりり、「園で働く人たちの知恵と工夫」に感動しながら進みます。「動物はいつもと変わらないのに何かが違う」と動物の気持ちを思いやって詩を作った子ども記者もいたそうです。取材によって「地震に負けない人間と動物の姿に6人は元気と笑顔をもらった」とあります。
~取材で子どもたちが被災地・動物園から何を感じ、何を勉強したかが(少し)分かります。大人たちに、被災地には子どもたちの夢が詰まった動植物園もあるとよ~忘れないでと訴えています。
(下:2017年6月7日西日本新聞<もの知りこどもタイムズ>欄「動物もみんなを待っている 新たな命に希望も 全面開園目指す 熊本市動植物園」 一部 より)