老化を遅らせる＜１０食品群チェック・シート＞

高齢化が進行する日本社会、老化を遅らせる運動や生活習慣、脳トレーニング、笑いヨガ等いろんな提案があっています。
老化から逃げることは誰もできませんが、「進行を遅らせることは可能」だそうです！！
「老化とは体から骨と筋肉が失われていく現象」という点に注目！「タンパク質をしっかりと取り、栄養の多様性を維持する長寿食を基本」にする取り組みに注目が集まっています。
長寿食は一日一日、そして長続きすることが大事です。ちゃんと多様性ある食事がとれているか？を毎日ゲーム感覚でチェックするシートもできました。それが熊谷修さん発案の＜１０食品群チェックシート＞です。熊谷さんはＮＨＫ発行の「がってん」（９月１６日号）Ｐ２２にも紹介されていますが、東京都健康長寿医療センターの協力研究員です。熊谷さんは、日本人の平均寿命の「急激な延びの最大の原因は、戦後の適度に欧米化した日本食であることが分かってきました。」と話されています。あくまでも＜適度な欧米化＞です。
日本の長寿食はどのようにして生まれたのでしょうか？「魚介類と黄緑色野菜、大豆や大豆製品が中心の日本食に加え、戦後の日本人は肉類や卵、油脂類、牛乳などの欧米食の食品も採るようになった。『さらにイモ類や海藻類、果物も食べるようになったことで、日本人の食事は世界トップクラスの多様性を持つようになりました。それが老化を大幅に遅らせて来たのです』」と、日本の長寿食の誕生を特徴つけられています。
長寿食のポイントとして「食事の多様性を高める３か条」～⓵１日に１食は肉を食べる　②牛乳や乳製品も取る　③野菜に偏らず、イモや海藻、果物も取る～も提示されています。
自分の、そして家族の食事が長寿食になってるか？毎日の食事を＜１０食品群チェックシート＞を使ってキープしましょう。
（下：２０１７年１０月７日西日本新聞・生活特報部「老化を遅らせる食事は　きちんと３食、多様な栄養　ゲーム感覚で楽しみながら」より）