今回はトランプでなくトランポリンの話題です。トランポリンといえばオリンピック競技の種目!ポーンと空に飛んだりするし~誰でもできるわけじゃないでしょう?実は「高齢者や障がい者向けの運動用具として開発されたケアトランポリン」というのがあるそうです。ケアトランポリンは、「安全性が高くひざへの負担も軽い。上下運動が心身を活性化させるとして、介護予防や要支援と認定された高齢者の機能維持に活用されている」そうです。写真にはすでに導入されている福岡市城南区の機能訓練特化ディサービス「ときどきにこにこセンター城南」の様子が紹介されています。ケアトランポリンを使った方は「自転車こぎのような単純運動でなく、動きに変化がある。腰に負担がかからないのがいい。」と話されています。ケアトランポリンを「開発したのは、北九州市小倉北区のNPO法人<日本ケア・トランポリン協会>理事長の池上正郷さん(74)と、トランポリンを考案した米国の故ジョージ・ニッセンさん」だそうです。長い交流の中で生み出され、3年ほど前に完成したものだそうです。「<脳が活性化する音楽トランポリン療法>の著者で、福井医科大名誉教授の後藤幸生さんによると、音楽に合わせてリズミカルにトランポリンで上下運動を行うと、揺れが脳を刺激して海馬や脳幹が活性化され、バランスを取ろうとして腰や尻、足などの抗重力筋を動かすことになり」、「その結果、筋力が増して骨も強くなる」そうです。「ケアトランポリンを使った運動は介護予防プログラムに採用され、今年度は田川市や中間市、大任町等で実施されている」そうです。「跳んではねて健康長寿」!面白そうです。認知症や骨粗鬆症になる前に、早く、早く、身近な所に導入されるよう期待しています。
(下:2018年6月26日朝日新聞・宮田富士男「跳んではねて健康長寿 介護予防に採用、骨密度改善効果も 機能訓練用トランポリン 小倉のNPOなど開発」より)
(下:2018年6月26日朝日新聞・宮田富士男「跳んではねて健康長寿 介護予防に採用、骨密度改善効果も 機能訓練用トランポリン 小倉のNPOなど開発」より)