米真珠湾で原爆展、企画中

　　「１９４１年に旧日本軍の奇襲で日米戦争の火ぶたが切られた米ハワイの真珠湾で」、「被爆地の長崎、広島両市が『原爆展』を開く方向で最終調整していること」が紹介されています。「原爆投下で壊滅した街、熱戦でやけどを負った被爆者の姿を写真や証言映像で紹介する出張形式の企画展は、９４年に長崎市が初めて『原爆展』と銘打ち佐賀市で開催」されたそうです。「海外では長崎、広島市が協力し、戦後５０年となる９５年の米ワシントンを皮切りにロシア、フランスなど核保有国を含め、計５１都市で実施」されているそうです。〜そんなに多く開催されているとは知りませんでした。大変だったでしょう!
　「真珠湾での開催はかねて両市が企画し、現地と交渉を重ねてきた」とのことです。「多くの米軍人が犠牲になった真珠湾は《リメンバー-パールハーバー》(真珠湾を忘れるな)と語り継がれることが多く、両市関係者は『日米双方が歴史に学び、理解するきっかけにしたい』と願」って取り組まれているそうです。「東京五輪の閉会式は８月９日の長崎原爆の日と重なっており、両市は五輪に合わせて東京と埼玉で原爆展を開くことも検討している」そうです。
　(下:２０１９年１２月２２日西日本新聞-徳増瑛子「原爆展真珠湾で　長崎市-広島市　投下７５年来夏に企画」より))