大牟田・オープンシャッター・サロン茶塘

商店街の活性化を目指して、大牟田市新栄町の空き店舗を改装、サロン茶塘が開設された。茶塘や商店街のイベントを紹介します。

吉備真備、中国墓誌に筆をとる!

2020年01月13日 05時22分01秒 | 日記
 「奈良時代に遣唐使船で留学生として唐に渡り、帰国後、日本の政権中枢で活躍した吉備真備(695〜775)が筆をとったとみられる墓誌(死者の簡単な伝記)が、中国で見つかった」そうです。
 「真備の書とすれば国内外で初めて」、「中国人の墓誌を、日本人が書いたことが確認されたのも初めて」とのことです。
 吉備真備という方は?「吉備真備は日本史の教科書にも登場し、のちの菅原道真と並ぶ学者政治家で、儒教や兵法などに通じていたとされる。下級役人の家に生まれ、のち唐で官僚になった安倍仲麻呂らと一緒に717年に留学生として唐に渡った。帰国後は政権内で活躍したが左遷され、遣唐副使に任命され、再び唐に渡った。帰国後に政権中枢の右大臣まで出世し、81歳で死去した」といった方だそうです。
大宰大弍に叙任され九州に下向され、筑前国に怡土城を築いた方とも習いました。
 「氣賀澤保規(けがさわやすのり)明治大学東アジア石刻文物研究所長(中国史)は『真備が書いた墓誌とみて間違いない。日中関係史を考えるうえで貴重な史料』だと話」されています。〜2回も唐に渡って大変だったでしょう〜どんな生活をされたのでしょう。もっと知りたくなりました。
(下:2019年12月26日朝日新聞-高田正幸=北京/塚本和人「吉備真備が書いた 中国に墓誌 遣唐使で滞在中の作か 20年近い留学生活 探る史料」より)