ビクトリアの滝、水量激減

　ビクトリアの滝に水が激減しているそうです。写真もあります。乾季だからでしょうか?
　「アフリカ南部で干ばつが深刻化し、農業が打撃を受けている。国連によると、ジンバブエやザンビアなど１６カ国の約４５００万人が食糧不足に直面、うち９カ国の１１００万人以上が危機的状況だ」「ジンバブエとザンビアにまたがる世界三大瀑布、ビクトリアの滝も水量が激減。水場がなくなり多数のゾウが死ぬなど、野生動物にも影響が出ている」そうです。
　「世界食糧計画（ＷＦＰ)の幹部は、雨がほとんど降らず農作物に壊滅的な被害が出ていると指摘。一部地域ではサイクロンによる大雨で農地が流失するなど、ほかの異常気象も報告されている」とのことです。
「カボチャの葉を１日１回食べるだけ」とジンバブエの農家の女性の訴えも取材されているそうです。「政府の失策も食料不足の一因」だそうですが、「ジンバブエ中央銀行によると、２０１９年１１月の物価は同年２月に比べ５倍近くになった」そうです。地球温暖化問題は世界中で深刻化しているようです。
（下:２０１９年１２月２９日西日本新聞/ナイロビ共同「アフリカ南部　干ばつ深刻化　４５００万人食料不足に」より)