大牟田・オープンシャッター・サロン茶塘

商店街の活性化を目指して、大牟田市新栄町の空き店舗を改装、サロン茶塘が開設された。茶塘や商店街のイベントを紹介します。

ブリ、新幹線+飛行機で海外へ

2024年02月18日 05時22分16秒 | 日記

 「新幹線と飛行機を組み合わせ、生鮮品を海外へスピード輸出する取り組みをJR九州が始めた」そうです。「鉄道の客車に貨物を乗せて運ぶ〈貨客混載〉はJR各社が進めているが、飛行機とのセット輸送は初めて」とのことです。〜輸送コストが高くなるのでしょう?それだけのコストをかけられるブツとは?
 ブリだそうです。「養殖ブリ生産量日本一を誇る東町漁協(鹿児島県長島町)のブランド鮮魚《鰤王(ブリおう)》が1月29日、出水駅(鹿児島県出水市)で九州新幹線に積み込まれた」そうです。「午前11時47分と午後0時44分発の2回に分け、計34箱」、箱には「当日の朝、東町漁港に水揚げされたブリが1〜2匹ずつ納められてる」そうです。「その日の夜に台北へ空輸。翌30日午前発の便で香港に運び、夕方には現地の店舗に届いた」そうです 「JR九州によると、新幹線を使うことで、トータルでかかる時間はほぼ半減する」とのことです。〜ホー!
 JR九州が「新幹線の〈貨客混載〉を本格的に始めたのは21年5月、生鮮品のほか、輸血用血液、工場ラインの交換部品など、輸送のスピードが求められる貨物のほか、悪天候時の代替輸送としても活用され、取扱量は『右肩上がり』と」のことで、さらに「昨年12月以降、ブリのほか、鹿児島県産キンカンなどを香港、台湾に輸出」、「貨物需要を見極め、ベトナムやシンガポールなどへの輸出事業も検討すると」のことです。
 「東町漁協は年に220万〜230万匹の養殖ブリを出荷。そのうち2割は海外に輸出しており、輸出は9割が欧米向け、1割が香港やタイなどのアジア向け」だそうです。「漁協の担当者は『日本人の魚離れはひとごとではない。より鮮度の良い状態で食べて頂き、海外への販路が広がることは喜ばしい』と話」されています。〜長島町漁協が養殖ブリ生産量日本一とは知りませんでした。「魚離れ」という問題ももあるんですね。
(下:2024年2月7日 朝日新聞―渕沢貴子「ブリ 新幹線+飛行機でGO JR九州海外ヘスピード輸出 鹿児島で朝どれ▶博多経由▶翌夕 香港に」より)