大牟田・オープンシャッター・サロン茶塘

商店街の活性化を目指して、大牟田市新栄町の空き店舗を改装、サロン茶塘が開設された。茶塘や商店街のイベントを紹介します。

大牟田産のお米から カドミウム

2014年02月16日 15時12分16秒 | 日記
12日福岡県議会農林水産委員会で、
大牟田の昭和開きの5地点のお米から
カドミウムが検出されたと報告がされました。

「今回の調査は地元の要望を受けて県が昨年9-10月に実施。」
「県によると、近くで操業していた亜鉛精錬工場の煙や排水が汚染原因とされ、5地点から収穫されたコメは運営会社が買い取る。」
「県は5地点を含む昭和開北部第ニ地区(約32ヘクタール)を農用地土壌汚染対策地域に指定し、堆肥の散布や盛り土などを実施する方針。」
(2014/2/13西日本新聞)
「通常、基準を上回った米は原因企業が買い上げて処分するため、流通しない」
(2014/2/13朝日新聞)
と報道されています。

そして13日には、(財)日本穀物検定協会より、お米の味ランキングが発表されました。
5段階評価で最高の「特A」に38銘柄が選ばれました。
大牟田市の隣の町では日本一美味しいと言われるお米が収穫されます。
干拓地で汗を流して米作りをされた方々は残念・無念な思いでいっぱいでしょう。

上段(2014/2/13西日本新聞) 下段(2014/2/13朝日新聞 北沢祐生)



大牟田川のダイオキシン対策工事完了

2014年02月16日 15時12分16秒 | 日記
大牟田川はホントに綺麗になりました。
環境基準をクリアしたとのことです。
すごいお金が使われました。
三井化学や大牟田市、魚のボラさん達も
ほっとされたと思います。

もう――汚さない、汚れないよう
ふるさとの川・大牟田川を大事しましょう。
美しくなった大牟田川をアッピールしましょう。

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<ダイオキシン対策工事完了 大牟田川>

福岡県は13日の県議会厚生労働環境委員会で、2000年度に高濃度のダイオキシン類が検出された大牟田川中流域(大牟田市)の対策工事が1月に完了したと報告した。
03年以降、河口など計4地点の水質は環境基準を満たしているという。 
県は00年度、大牟田川から環境基準を上回るダイオキシン類を検出。
三井化学大牟田工場の排水が原因と判明した。工場近くの河道(長さ610メートル)を埋め立てて、新たな直線の河道(同360メートル)を整備し、旧河川周辺の汚染土壌を遮水壁で封じ込める工事を終えた。総事業費は30億7500万円。県が1億7600万円、三井化学が28億9900万円を負担した。
 一方、県は、違法な産業廃棄物の埋め立てがないかを確認するため、本年度から始めた安定型最終処分場の掘削調査について、嘉麻市と大任町の2処分場が処理基準に適合していることを明らかにした。本年度中に別の2処分場も調べ15処分場の調査を行う。
  (2014/2/14西日本新聞より)

大谷るみ子さんエッセー⑥ 絵本の出前教室から

2014年02月15日 20時56分04秒 | 日記
今回のエッセーも感動です。
先ず認知症の絵本が作られていることです。
絵本のタイトルは「いつだって心は生きているー大切なものを見つけよう」
そしてその絵本を使った小学生5年生への「出前教室」から、
月一回、ホームのお年寄りと小学生の訪問交流始まり、、、
小学校を卒業するまで続き、、。
年寄りにとって子どもたちとの触れ合い交流はとても楽しいもだと思います。

(「絵本の出前教室」は大牟田市のホームページで見ることができます。)

でも、子どもたちから
「自分達が訪問しても、お年寄りが楽しいそうでないときもある」
という意見が出たそうです。
それは大変!何で!?

(西日本新聞2014年2月13日号 「まちでみんなで 認知症と生きる⑥」より
大谷るみ子 社会福祉法人東翔会グループホーム「ふぁみりえ」ホーム長)

荒尾市で 政府推薦決定 記念セミナー開催

2014年02月12日 12時05分52秒 | 日記
「明治日本の三行革命遺産九州・山口と関連地域」の
世界文化遺産への政府推薦決定を記念したセミナーが
3月1日(土)午後一時から、
熊本県荒尾市の荒尾総合文化センターで開かれます。
講演者は内閣官房・世界遺産登録担当の岩本健吾内閣参事官
今後の取り組みや世界文化遺産登録までの道のりを紹介。
又、産業遺産を専門とする長岡造形大の木村勉教授が
万田坑、三角西港の世界的な価値や魅力を明らかにされます。
セミナー後には現地見学会もあります。
参加料は無料ですが、事前申し込みが必要です。
住所、氏名、電話番号、見学会への参加有無を明記し、
熊本県文化・世界遺産推進室 FAX=096(381)9829へ。
参加募集は今月の21日までだそうです。
問い合わせは電話=096(333)2153へ
(2014/2/11西日本新聞より)



「石炭今昔三池かるた」 の三井化学

2014年02月11日 13時32分23秒 | 日記
「石炭今昔三池かるた」にも「三井化学」があります。
かるたの最後「ん」の札です。「ん」で始まる言葉はないはず。
何で?「ん!?」とうまく使われています。

「ん!? 空気も原料 三井化学」です。

 解説には――「かって三井化学は、空気中の窒素(ちっそ)を原料に尿素を作っていました。つくられた尿素は肥料として販売され、日本の食糧増産期に大きく寄与しました。
かるたに描かれている機械はアンモニア合成機です。40キロ入り硫安の袋に描かれている東洋高圧と言う名前は、三井化学の前身の一つです。
 現在(平成18年当時)も工場敷地にある九州工業ガスという会社が液体窒素や液体酸素を作っています。」とあります。
ーーー染料→肥料~~「XDI大型プラント」への道筋はまだ見えてきません。
液化やガス化という技術はすごいです。
大牟田川の事を思えば、自然汚染公害の課題への取り組みも大きいと思います。
 

 三井化学のホームページには、三井化学大牟田工場の100年歴史が整理されています。写真やラベル等の紹介もあります。

<三井化学大牟田工場の100年の歴史>
    1945-1955年の一部より

「日本の戦後復興の柱は石炭及び鉄鋼の増産であったが、食料危機打開のために化学肥料の増産も国策として打ち出されていた。
硫安の増産工事中に空襲を受けた大牟田工場は、被災を免れた資材を活用しながら懸命に努力して、1945(昭和20)年11月には早くも生産再開にこぎつけた。
その後も原料不足や特殊機器の入手難などの様々な困難に直面したが、労使一体となって可能な限りの増産に傾注した。
 しかし硫安増産には原料の硫酸が不足していたため限界があり、アンモニアと炭酸ガスを合成して製造する化学肥料「尿素」の量産が望まれていた。
東洋高圧工業は国の勧奨のもと、1948(昭和23)年に世界初の尿素の大量生産工場を北海道に完成させ国内外から注目を浴びた。
その後さらに機器の材質や構造、製造プロセスなどを改善し、1950(昭和25)年に改良法による尿素製造設備を大牟田(横須)に建設した。
増産と普及に成功した尿素は国内に留まらず、1951(昭和26)年以後、ハワイ、北アメリカ、台湾、中国、韓国などに市場を開拓し、輸出量も急増していった。」