散歩の途中で電線の工事なんかやっているのを見ると、つい見惚れてしまう。 それと言うのも、ケーブルTVの同軸ケーブルや光ファイバーを保持しているケーブルの束が隙間なくつまって張られている所に加入者が増えたら、「どうやってケーブルの追加工事をするのだろう?」と疑問に思っていたからです。 今年、散歩の途中でそのケーブル追加工事をしている現場を見ることが出来ました。 それで疑問も解消出来ました。
螺旋状の針金で保持されて張り巡らされている同じ様に見えるケーブルですが、 大きく分けて2種類あります。 螺旋状の針金がケーブルの束に密着しているタイプと大きな螺旋状の空間内部に少数のケーブルが納まっているタイプの2つです。
1. 密着した螺旋状金具の場合
螺旋状の針金は電柱と電柱の25mほどの間隔全体が1本で作られていません。 1本の幅は1m程度です。 それはTop写真に見られるリフトの上の作業員が容易に取り外して再度巻きつける事が可能な幅です。
新たなケーブルを追加する場合、螺旋状の針金を外してはケーブルを沿わせ、再度螺旋状の針金を巻きつける。 そんな作業を作業リフトの位置をリモコンで移動させながら完成させるのでした。
2. ルーズな螺旋状金具の場合
トップの写真で作業対象となっているケーブルの上部に張られているケーブルが、ここで言うルーズな螺旋状金具の状態です。 この内部に新しい同軸ケーブルを追加する作業は、別の日に、別の場所で行なっていたのを見物しました。 その作業では特別な道具を使っていました。 その道具ですが弾力性のある棒5・6本でラグビーボールを細長ーくした形、直径を螺旋状の金具の直径より少し大きめにした物です。 その片側に追加する同軸ケーブルを咥えさせ、それを螺旋状の針金の空間に押しこんで行くのです。 追加される同軸ケーブルは直径が8mm以上はありそうな規格のものです。それはフニャフニャ柔らかくありません。 だから送り出す側のケーブルを押す方向の力を加える事で、金具を先頭にしたケーブルが螺旋状空間を突き進んで行くと言う仕掛けです。 もちろん、金具の先端が螺旋状の針金の隙間から外部にはみ出してしまう場合もありました。 そんな場合は一旦少し引き戻してから再度前進させていました。
3. むさ苦しい光ファイバー接続箱周辺
ついでにオマケの写真です。 光ファイバーの接続は普通の電線みたいな自由度が無いのは判るけれど... この写真の眺めはいただけませんね。 もうグチャグチャ。 NTTさん、もう少し美しく出来ませんか?
螺旋状の針金で保持されて張り巡らされている同じ様に見えるケーブルですが、 大きく分けて2種類あります。 螺旋状の針金がケーブルの束に密着しているタイプと大きな螺旋状の空間内部に少数のケーブルが納まっているタイプの2つです。
1. 密着した螺旋状金具の場合
螺旋状の針金は電柱と電柱の25mほどの間隔全体が1本で作られていません。 1本の幅は1m程度です。 それはTop写真に見られるリフトの上の作業員が容易に取り外して再度巻きつける事が可能な幅です。
新たなケーブルを追加する場合、螺旋状の針金を外してはケーブルを沿わせ、再度螺旋状の針金を巻きつける。 そんな作業を作業リフトの位置をリモコンで移動させながら完成させるのでした。
2. ルーズな螺旋状金具の場合
トップの写真で作業対象となっているケーブルの上部に張られているケーブルが、ここで言うルーズな螺旋状金具の状態です。 この内部に新しい同軸ケーブルを追加する作業は、別の日に、別の場所で行なっていたのを見物しました。 その作業では特別な道具を使っていました。 その道具ですが弾力性のある棒5・6本でラグビーボールを細長ーくした形、直径を螺旋状の金具の直径より少し大きめにした物です。 その片側に追加する同軸ケーブルを咥えさせ、それを螺旋状の針金の空間に押しこんで行くのです。 追加される同軸ケーブルは直径が8mm以上はありそうな規格のものです。それはフニャフニャ柔らかくありません。 だから送り出す側のケーブルを押す方向の力を加える事で、金具を先頭にしたケーブルが螺旋状空間を突き進んで行くと言う仕掛けです。 もちろん、金具の先端が螺旋状の針金の隙間から外部にはみ出してしまう場合もありました。 そんな場合は一旦少し引き戻してから再度前進させていました。
3. むさ苦しい光ファイバー接続箱周辺
ついでにオマケの写真です。 光ファイバーの接続は普通の電線みたいな自由度が無いのは判るけれど... この写真の眺めはいただけませんね。 もうグチャグチャ。 NTTさん、もう少し美しく出来ませんか?