ハートマークのカメムシ君

2012-06-01 05:31:12 | 国内旅行と山歩き
 雪の残る守門岳を見渡せる草地で、ビニール袋の中のワラビをダンボール箱に移し変えて、その傍らで休憩中のこと、 気が付いたら交尾中のカメムシが箱の蓋の上で蠢いていた。 なんと彼らの背中には「僕たち熱烈恋愛中」とばかりに金色に見まがう黄色いハートマークを煌めかせています。 普通に見掛けるカメムシは地味な色や紋様で、 触ると臭いにおいを出す嫌われ者ですが、 こんなスタイルで登場すると可愛らしさを覚えますね。 でも、せっかく収穫したワラビに嫌な臭いを付けられちゃたまらないから、写真を撮り終えた後は他所の場所に移動してもらいましたよ。

 お目当ての山菜ですが、2ヶ所を巡って、ワラビは囲碁仲間の20人に少しずつ食べてもらえる程の収穫がありました。 山ウドも家で天麩羅にして食べるだけなら不足の無い2・3本採れました。



 天気も良くて写真の守門岳、 そして越後三山も雪を残した姿を見せてくれています。 「山古志村に行った事が無いから行ってみたい」 そんな友人の希望も実現しました。 「何もかもご機嫌!!」 そう言いたい所ですが・・・   それぞれビニール袋を片手にわらび採取中のこと、一緒に行った友人はバッテリー駆動の小さな車に乗った地元のお年寄りに出会い、 「この辺りで山菜を取るな!」 と叱られたそうです。  それは少し苦味の強いスパイスだったかな。

 昨夜は予約しておいた、さいたま市(旧・大宮市)の「六日町山の家」に宿泊、アサヒビールの生ジョッキや、ひのきの一合升に入った八海山での冷酒で苦味の強かったスパイスを洗い流しました。
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