梅雨前の晴れ間に川乗山

　川乗山頂の航空測量用（？）の標石を前に記念撮影しときました。　昔ながらの一等三角点の標石は少し離れた場所に従来のまま残っています。

　昨日の水曜日には九州方面は梅雨入りしたと聞き、　東京も朝から雨だった。　明けて今朝は爽やかな好天で、　立川からも富士山がハッキリと見渡せた。　そんな晴天の今日は川乗山に登って来た。　登山ルートは青梅線の古里（コリ）駅から赤杭（アカクナ）尾根コースを登って川乗山山頂へ、　下山は舟井戸経由で鳩ノ巣駅に下山した。

　東京で就職したその年（1967年）から始めた僕の山歩き人生、　実は今回のルートはその時と全く同じで、それが東京での最初の山歩きだったのだ。　今になってはその時の想い出もダラダラしたゆるい傾斜の赤杭尾根の登り道の事と、結構目一杯の日帰り登山であったことしか覚えてはいないのだが。

　で50年前の登山と較べてどうだったか？　本音は「結構疲れる山だった」。　それもその筈、


　鳩ノ巣駅に掲げられた駅の標高の数字(310m）を見ると山頂との標高差は1000m　もあったのですよ。　今回は地図も持たず、調べもせず、　フラッと出かけて歩いて来たが、　「チョイト安易過ぎたかな？」と少し反省した山歩きとなりました。

　それにしても、　爽やかな好天でしたよ。　写真を見るとそれが判るでしょう。

赤杭尾根の上空には絹雲が青空に流れ、

　午後の１時過ぎだと言うのに、　川乗山頂からは雪がわずかに残った富士山がクッキリ見えていました。　

コースタイム
古里駅　08：30出発、　赤杭山　10：50、
蕎麦粒山分岐　13：15、　ここまでの途中で昼食。
川乗山頂　13：25着　～45　下山開始、
本仁田山には寄らず、直接鳩ノ巣へ下山する舟井戸コースで下山。
鳩ノ巣駅　16：35着

電車の到着まで駅前の店でビールで喉を潤して、本日の山歩き無事に終了！！

　さて店を出て、店頭の自販機で購入した冷たいペットボトル入りの飲料水。　電車の中で飲もうと、構内に入ったのですが・・・　駅のホームで電車待ちしていた御仁と、そのペットボトルの水が切っ掛けで話し始めたところ、　囲碁の話や、お互いのブログの紹介等で話は盛り上がり、　下車駅でさよならするまで話は続いたのです。　これっきりの縁でもう会う事は無いか？　もしかしたら大町の囲碁村会館で対局するなんて事が起こるか？　そんな面白い出会いもありました。