相棒の杖

2015-06-13 21:19:52 | タナカ君的日常
 山歩きにストックを使う、 それは随分と前からそうしていたが、 使うストックはスキーのストックを流用していたのです。 それが5月の末に高尾山へ歩きに行った時にストックを忘れ、 ケーブルカー駅舎近くにある稲荷山ルートの登山口(下山口でもある)で杖に使った後に捨てられていた棒切れを拾って杖にしたのです。 その使い心地が気に入って、その後ずっと愛用しているのです。

 その相棒の杖を紹介してみましょう。

全長は登山靴を履くと乳首と同じほどの高さになります。

材質ははっきりしませんが。広葉樹です。
  杉なんかじゃ有りません! これはキッパリ。

上部の断面は長径30mm・短径25mmほどの楕円形。

腰骨のやや下の位置からヘソ上の位置に掛けて枝が出ていたために出来た膨らみが所々に出来ている。 その間隔は握りこぶしの幅にして1つから2つ程度の間隔となっている。



 実はこの何箇所かある棒の途中の膨らみが杖として握る時の丁度良い手がかりになるのですが、 その何箇所もある膨らみは、登り・下りの登山路の傾斜に応じてグリップ位置を変化させるのにとても都合が良く。 それが気に入ってしまった理由です。

 最初に拾った時には上部の端面はササクレ立ち、途中の枝も飛び出した状態で杖としては危険でしたが、 今では飛び出して危険な部位は鋸で切り落とし、更に端面をヤスリで滑らかに整形して、使いやすい形に仕上がっているのです。
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