先週の山歩は青梅線の電車を利用して川井駅に入り、雨もよいの天候の中を獅子口小屋跡を目指したが、 大丹波林道を詰めて、獅子口ルート入り口まで歩いて引き返して来た。
今回は自宅から車で出掛け、 獅子口ルート入り口まで入り、 そこから歩いて小屋跡まで往復してみた。
なんで獅子口小屋跡に拘ったか? 今の時期、山頂を目指す山歩きは陽射しがあると暑くて堪らない、「沢沿いのルートを歩くのが涼しくて楽ちん」そんなトレーニング目的からは外れた怠惰な心のなせるワザです。 このルート、川乗山への登山路の一つだが長い林道歩きがあるが故に敬遠されるルートなのだろう。 僕も未だかって利用した事がなかったのだ。
獅子口ルート入り口の林道には車が4台ほど駐車出来るスペースがあって、すでに3台が駐められていた。すぐ隣りの車では僕と同年輩の夫婦連れが歩き支度を整えていた。 林道はそのまま緩やかな登りとなって続いているが、 獅子口ルートの登山道は左手の沢音の聞こえる方へ下っていく。 下りきった辺りで道が2手に別れ、送電線(東電・新秩父線)巡視路の標識が建てられていた。 踏跡がハッキリしている様に見えた「往復 新秩父線46号」の方向に歩を進め、丸木橋を渡ってワサビ田の脇まで行って「これは間違いルートだ!」と悟って引き返した。「新秩父線47号」と示された沢の上流方向に進むと、 後は小屋跡までまず迷う心配は無いルートでした。
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この獅子口ルートは沢を渡るための丸木橋や傾斜のある山腹に木製の桟道が取り付けられているのだが、 うかつに歩くと滑って危ない物が沢山ありました。 特に「曲ケ谷」合流点までの下流域に設置されたそれは年月が経って、苔も付着して滑りやすく嫌な感じでした。 「曲ケ谷」合流点より上流域のそれは新しく設置された物も多く、 滑る危険性は随分と少なくて済みましたがね。
駐車していた車の大半は釣り人だった様で、「曲ケ谷」合流点までの溪間に3人ほどの釣り人を見かけました。 また道間違えの間に先行されていた、隣の車に居た夫婦連れにも追いつきました。 それ以降、獅子口小屋跡まで誰にも合わない山歩きとなりました。
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沢沿いの道は「ドウ・ドウ」という小滝を流れ落ちる水音や、石の間を早い流れとなって出す「ザワ・ザワ」と言う音をベースに小鳥の鳴き声がしきりに響いていました。 陽が高くなってからは小鳥よりもクマゼミの鳴き声の方が強くなりました。
単独行ですから、滑りやすい丸木橋等では滑って怪我などしないように随分と慎重に歩を進めましたので、 案内地図に書かれていた1時間25分よりも時間が掛かってしまいましたが、
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獅子口小屋跡に無事に到着。
焚き火の跡が有る周辺に置かれていた腰掛け石に腰を下ろして昼飯を食べて帰って来ました。
帰路、小屋跡まで10分ほどの所で夫婦連れとすれ違いました。 奥さんの方は、「滑りやすい丸木橋で疲れた」と話してましたっけ。 彼らは川乗山に登るんでしょうね、 車を置いた場所まで戻るのは何時になるのかな? 他人ごとながら心配でした。
さて、 往路では正規の獅子口小屋ルート入り口よりも上流位置で林道とつながるルートがあるのが見て取れましたので、 曲ケ谷合流地点より上流にあった指導標に従って、林道へ抜けてみました。 GPSを携行していなかったので正確な地点は示せませんが、 Top地図の「・・・入口-2」と描き込んだ辺りです。
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林道側には獅子口ルートへの標識は設置されていませんでした、この写真の様に鉄製の蓋が付いた排水路が林道を横切っている地点です。 左側は林道開削時の残土を埋めたと思われる平坦部が形造られています。 その中を進むと降り口が見つかるでしょう。 逆に沢沿いのルートからは全く問題なく林道へ出る事が出来ます。 標高差は50mも無いと思います。 このルートを使用すると曲ケ谷の合流点の景観は見られませんが、古くて滑りやすい丸木橋の大半をスルー出来ますから。 歩行時間短縮には随分役立つ事でしょう。
コースタイム
自宅を車で出発 06:10、
川井駅付近通過 07:35、
獅子口ルート入り口到着 08:07、
登山靴に履き替えて出発 08:10、
15分ほど道間違えして時間ロス、
新秩父線・巡視路標識 再出発 08:25、
曲ケ谷ルート分岐 08:50、
林道ルート標識 09:00、
トタン葺作業小屋の近く09:40,
道はワサビ田の脇を進む様になった。
獅子口小屋跡到着 10:20、 出発 10:37
(昼食 休憩後 戻り始める)
林道への分岐標識地点 11:42、
林道(獅子口ルート 入り口-2) 11:47、
獅子口ルート入り口にした車に戻る 12:17。
14:30頃に帰宅。
今回は自宅から車で出掛け、 獅子口ルート入り口まで入り、 そこから歩いて小屋跡まで往復してみた。
なんで獅子口小屋跡に拘ったか? 今の時期、山頂を目指す山歩きは陽射しがあると暑くて堪らない、「沢沿いのルートを歩くのが涼しくて楽ちん」そんなトレーニング目的からは外れた怠惰な心のなせるワザです。 このルート、川乗山への登山路の一つだが長い林道歩きがあるが故に敬遠されるルートなのだろう。 僕も未だかって利用した事がなかったのだ。
獅子口ルート入り口の林道には車が4台ほど駐車出来るスペースがあって、すでに3台が駐められていた。すぐ隣りの車では僕と同年輩の夫婦連れが歩き支度を整えていた。 林道はそのまま緩やかな登りとなって続いているが、 獅子口ルートの登山道は左手の沢音の聞こえる方へ下っていく。 下りきった辺りで道が2手に別れ、送電線(東電・新秩父線)巡視路の標識が建てられていた。 踏跡がハッキリしている様に見えた「往復 新秩父線46号」の方向に歩を進め、丸木橋を渡ってワサビ田の脇まで行って「これは間違いルートだ!」と悟って引き返した。「新秩父線47号」と示された沢の上流方向に進むと、 後は小屋跡までまず迷う心配は無いルートでした。
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この獅子口ルートは沢を渡るための丸木橋や傾斜のある山腹に木製の桟道が取り付けられているのだが、 うかつに歩くと滑って危ない物が沢山ありました。 特に「曲ケ谷」合流点までの下流域に設置されたそれは年月が経って、苔も付着して滑りやすく嫌な感じでした。 「曲ケ谷」合流点より上流域のそれは新しく設置された物も多く、 滑る危険性は随分と少なくて済みましたがね。
駐車していた車の大半は釣り人だった様で、「曲ケ谷」合流点までの溪間に3人ほどの釣り人を見かけました。 また道間違えの間に先行されていた、隣の車に居た夫婦連れにも追いつきました。 それ以降、獅子口小屋跡まで誰にも合わない山歩きとなりました。
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沢沿いの道は「ドウ・ドウ」という小滝を流れ落ちる水音や、石の間を早い流れとなって出す「ザワ・ザワ」と言う音をベースに小鳥の鳴き声がしきりに響いていました。 陽が高くなってからは小鳥よりもクマゼミの鳴き声の方が強くなりました。
単独行ですから、滑りやすい丸木橋等では滑って怪我などしないように随分と慎重に歩を進めましたので、 案内地図に書かれていた1時間25分よりも時間が掛かってしまいましたが、
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獅子口小屋跡に無事に到着。
焚き火の跡が有る周辺に置かれていた腰掛け石に腰を下ろして昼飯を食べて帰って来ました。
帰路、小屋跡まで10分ほどの所で夫婦連れとすれ違いました。 奥さんの方は、「滑りやすい丸木橋で疲れた」と話してましたっけ。 彼らは川乗山に登るんでしょうね、 車を置いた場所まで戻るのは何時になるのかな? 他人ごとながら心配でした。
さて、 往路では正規の獅子口小屋ルート入り口よりも上流位置で林道とつながるルートがあるのが見て取れましたので、 曲ケ谷合流地点より上流にあった指導標に従って、林道へ抜けてみました。 GPSを携行していなかったので正確な地点は示せませんが、 Top地図の「・・・入口-2」と描き込んだ辺りです。
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林道側には獅子口ルートへの標識は設置されていませんでした、この写真の様に鉄製の蓋が付いた排水路が林道を横切っている地点です。 左側は林道開削時の残土を埋めたと思われる平坦部が形造られています。 その中を進むと降り口が見つかるでしょう。 逆に沢沿いのルートからは全く問題なく林道へ出る事が出来ます。 標高差は50mも無いと思います。 このルートを使用すると曲ケ谷の合流点の景観は見られませんが、古くて滑りやすい丸木橋の大半をスルー出来ますから。 歩行時間短縮には随分役立つ事でしょう。
コースタイム
自宅を車で出発 06:10、
川井駅付近通過 07:35、
獅子口ルート入り口到着 08:07、
登山靴に履き替えて出発 08:10、
15分ほど道間違えして時間ロス、
新秩父線・巡視路標識 再出発 08:25、
曲ケ谷ルート分岐 08:50、
林道ルート標識 09:00、
トタン葺作業小屋の近く09:40,
道はワサビ田の脇を進む様になった。
獅子口小屋跡到着 10:20、 出発 10:37
(昼食 休憩後 戻り始める)
林道への分岐標識地点 11:42、
林道(獅子口ルート 入り口-2) 11:47、
獅子口ルート入り口にした車に戻る 12:17。
14:30頃に帰宅。