一大イベント(蜂の巣除去) -1

2015-09-03 09:16:20 | 安曇野生活
 9月2日、蜂の巣採りの一大イベントが予定されていた日の深夜(01:30)、 いつもの如く尿意を感じて目を覚ました後に、胸をワクワクさせて待った蜂の巣採りのあれやこれが頭の中を駆け巡り、 寝付けなくなってしまった。 それほど待ちわびていたイベントだったけれど、 蜂の巣除去の具体的な作業には手が付かず、ヒロちゃんに依る専門家的な目での偵察だけで終わってしまう残念な結果となったのだ。

 さて、蜂の巣を除去する作業はそれを趣味とも仕事ともしているヒロちゃんがやって呉れる事になっていて、 僕は従軍カメラマンの如く作戦の進展状況を記録する立場で、デジカメ用に新品の16G容量のSDHCメモリカードを装着して待ち構えていた。 そればかりでは無く、僕の頭で勝手に想像する「現地での作業に有ったほうが良いだろう」と思う道具も車に積み込んで置いたのだ。 それらの道具(Top写真)を使った除去作業の流れをあれこれと考え始めたら、 深夜にどんどん目が冴えて寝付けなくなってしまった訳だ。
 
  その後3時間も寝付けなかったものだから、明け方近くに寝入ったら目が覚めたのは8時半を過ぎていた。 この日、 現地への集合は漠然と”午後”との連絡を受けていた。 しかし起床後にケイタイ電話を確認すると「ヒロちゃんから10時頃には現地に向かえると連絡が有りました」そんなCメールが入っていた。 現地までは車で20分強の時間が掛かかります。 急いで着替え、 朝食を作って食べ、 積み残してある荷物を車に乗せて10時に間に合わせるべく行動を開始した。 メールをくれたショージ君に電話すると、 海ノ口地区のHさんの所で待機がてら、物置の基礎部分に仕上げのペンキ塗りをしていると言うので、僕もそこに向かいました。

 ヒロちゃん、ショージ君、僕の3人が作業現場に勢揃いしたのは11AM、 総大将ヒロちゃん自らの眼による屋外の軒裏、屋内の天井裏に巣食った敵情確認作業がはじまりました。 それが終わって、口から出た言葉の数々、
「こりゃ、厄介だな」
「一つだけでなく、 少し離れて巣があるけど、全部一遍に採るのは無理だな・・・」
「一日で片付けるのは無理だ」


「長ハシゴ使おうとおもっても、傾斜地だで、不安定で安全に作業出来ねーら」
「軒裏の巣の除去には、足場をきちんとしないと危ねーよ」

 そんなこんなで、「タダで蜂の巣を除去してあげるのは無理」との判断が出され、 僕から山荘のオーナーKさんに対して申し出ていた

「 "無料で蜂の巣を採ってあげられる"
  との話は撤回せざるを得なくなりました
       御免なさい m(_ _)m 」


そんな謝罪メールを出す事になりました。


 そのメールに対して即座にKさんからは

「全然、気にしないでください。
こちらが、図々しく甘えてしまったのですから。
いずれにしても、思う通りにはいかないものです。
大いなる自然を相手に楽しまなくちゃね。」


 そんな文面の思い遣りの籠もった返事を頂けたのは有難かった。



 ところで今日のブログでは寝付けなくなるほど考えて僕が用意した蜂の巣除去作業用グッズの事や、 ヒロちゃんから聞いた蜂の巣除去作業の具体的な流れについての詳細は後日また書く事にして


  グッズの一つ、 ハチ撃退スプレー

の事だけ書いて置く。

 ひのみのの家の近所のお宅で、ブロック塀の上に設けられた瓦庇の更新工事が行われて居た。その塀の内側には甘い樹液を出す大木があって、そこにはスズメバチが沢山やって来ていた。 その樹の下で作業している瓦職人さん、それぞれが手近に1本づつハチを撃退するスプレー置いて、


 時折近づくハチに向かって引き金を引いてスプレーを噴射させていたのだ。 このスプレーガンを構えた、青いシャツのオジさんは僕と同じように工事を見物していた近所のオジさんです。

 スプレーの直撃を受けたスズメバチのある者は逃げさり、


ある者は地上に落ちて苦しいのか体を丸めた姿勢を取って羽をばたつかせているのだった。 その効果を見て、入手先の店を教えて貰い、 従軍カメラマンの役目を果たすべき僕も護身用に一本購入したのは言うまでもありません。 これも使って見たかったのにな~!
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