キノコで秋刀魚が釣れた

2015-09-09 08:03:19 | 安曇野生活
 昨日のブログでは雨模様の空にぼやいてみたが、 ブログをUpしてから遅い朝食を済ませると雨が少し小止みになっていたので、思い切ってキノコ探しに出掛けて見たのです。 行き先は「国営・あずみ野公園」、「扇沢周辺」と「霊松寺」の3ヶ所です。

 とりあえず「あずみ野公園」近くで「アミタケ」をゲット、 扇沢は空振り、「霊松寺」では4種類ほどのキノコを採ったけれども、 どれも食べて大丈夫か確信が持てない物ばかりだった。 図書館に寄ったら入り口に近いテーブルにキノコシーズン到来に合わせて、十冊以上もキノコにまつわる本が並べてあった。 図鑑もあったから閲覧したけれど、あまり良く判らなかった。

 午後からはアルプス囲碁村会館で囲碁の対局のある日だったので、対局に来ていた仲間にキノコを見せたが、 それぞれ言う事がまちまちだった。 中の一人が「保健所へ行くといいだ、 すぐそこの合同庁舎の中だで、行ってみれば!」と教えてくれた。 

 そこで対局の区切りに合同庁舎に出向き、玄関の総合案内窓口で「キノコの判定をお願いしたいのだが・・・」と申し出ると、2階にある保健所を紹介してくれた。 「保健福祉事務所・生活衛生課」の職員さんが対応してくれたましたが、 食用OKとなったのは僕が知っていた「アミタケ/写真でザルの中」だけだった。

 残りのキノコの中には毒キノコとして著名な「クサウラベニタケ/写真右上」であったり、 「大町周辺では食用にしていません」なんて物ばかりだったので、 持ち帰って廃棄しました。

 ザルの下側のキノコはアミタケと似ているんだけど、傘の裏側の網状の部分を指で押すと色が青っぽくなるので、 食用にしているアミタケとはやはり違うそうで、「食べられるかも知れませんが、止めておきましょう」となりました。
(10月になるとキノコに詳しい相談員の方が保健所に現れるそうです)

 家に戻ってからは、いつも野菜を頂いている裏手の家の奥さんに少しだけおすそ分け。 残った分はナスやモロッコいんげんを入れた味噌汁に仕立てました。 それをショージ君の家に届けようと電話したら「石巻から秋刀魚が届いているから夕飯を食べに来なさいよ」と有り難いお誘いを受けてしまった。 ”エビ鯛”ならぬ 「キノコで秋刀魚が釣れたって感じです」

 今年は秋刀魚の値段が高くって、まだ食べて無かったけれど、 新鮮な秋刀魚をさばいての刺し身、 そして大根おろしと焼き秋刀魚。 「美味く頂きました、御馳走さま!」

 しかし僕が作っていったキノコの味噌汁だけど、 味噌の他に「かつお風味の和風だし」そんな顆粒状の調味料使ったのがいけなかった。 ショージ君の奥さん、 化学調味料を含んだ物での味付けにかなり敏感な反応(拒否反応に近い)を示す体質だったのを忘れていたのです。
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