車に載せた撮影システム

2020-09-19 20:03:09 | 雪の結晶撮影
外付け5.5インチモニタを取り付けた。

 昨シーズンの雪の結晶撮影はすべて結晶撮影システムを自分が運転する車に載せた状態で行った。 ザックに詰めた撮影システムを背負い、 高速バスを利用して草津に行き、 ユースホステルに宿泊して、 その建物の軒下に置かれたのテーブルに撮影システムをセットして結晶撮影する。 そんな2シーズン前までの撮影方法は、とある理由で困難になってしまったからです。

 車での撮影行の場合、 最初の頃は後部のハッチバックドアを跳ね上げ、 撮影装置は車の後部にセットして、 撮影者の僕は跳ね上げたドアの下に立ち続け、 カメラの操作を行って居た。 しかしそれは寒いし、 ドアが跳ね上げてあるために、 少しでも風があてば、 車内に置いた撮影装置周辺に雪が吹き込んで来る不都合があったのだ。



半開きにしたドアから脚を車室外に投げ出した横座り姿勢



 そんな不都合への対処として、 フラット化した後部座席に撮影システムをセットするとともに、 撮影者の僕は半開きしたままの運転席側の後部ドアから長靴を履いた脚を車外に投げ出した状態で横座りし、 座った位置から見ると車の後部に位置する撮影システムに対して上半身を右に捻って向き合い、 カメラの操作を行っていたのです。 この脚を投げ出す姿勢のためにドアを半開きにしておく必要があり、 その半開きしたドアの上部に仮設の雪よけ屋根を設置する必要があったと言う訳なのです。

 それで、 HUSTLERに乗り換えてからも ”HUSTLER 仮設屋根の設置” 工事を行い、 ブログ記事も書きました。 ところがひょんなことからHDMIインターフェースを持つ、5.5インチ液晶ディスプレイがデジカメのモニターとして販売されている事を知りました。 それが有れば脚を外に投げ出して座る姿勢を取る必要がなくなり、 車室内部に座った状態で被写体のモニタ画像の確認が格段に容易になるはず」 そう考えたら矢も盾もたまらずAmazonでポチッてしまいました。

 昨夜は到着した商品の動作確認をしました、 撮影システムに組み込んでいるデジカメ OLYMPUS OM-D EM5 をモニタ付属品のケーブルでデジカメにHDMI接続し、 カメラのLIVE画像がモニタ出来ることの確認を済ませたのです。



車に乗り込む様子


 Top写真に書き加えた矢印の①と②、 外付けモニタは①の様な位置に設置する予定で、 撮影者が画像の状態を確認するための姿勢も変に上半身をひねる必要も無くなり、 今までより多いに楽な撮影姿勢となるはずです。

 なにしろ、 従来は撮影システム(木箱)内部に下向きに取り付けたカメラのモニタ画像を確認するには、 ②の矢印の様に上からデジカメのモニタ画面を覗き込む必要があり、 それは草臥れる姿勢だったのです。


 黄色い雨具を着たモデルは僕ではありません。
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