DJI の ドローン

2020-09-11 12:26:57 | タナカ君的日常
DJI 社製 ドローン


 今回は先月15日の記事と関連したドローンの話題です。

 近所の公園で犬を連れた人がドローンを飛ばし、 愛犬の姿を空撮していたのを見て、 その安定した飛行ぶりに感心したのは3ヶ月ほど前の事だった。 メーカーと価格を聞くとDJI社で5万円台だと教えてくれた。 その機体は僕が購入して持っているDrone X Proとほぼ同じサイズ、 飛行可能時間もせいぜい10分程度との話だった。

 そして先月岡谷市と塩尻市の境をなす高ボッチ高原に星空見物に出かけた時に出会った方(サカイ氏)が飛ばしていた機体もDJI社の物だった。


ファントム機

 サカイ氏が持ち込んだ機体はNHKが空撮番組に使用している機体と同じファントム、 その他に、おもちゃドローンDrone X Proと同じ様なデザインだが、 やや大ぶりの機体を2機、 都合3機持ち込んでいた。 それらの機体は滞空時間が50分程度もOKと言うプロユースの物だった。 そのサカイ氏、ドローンの機体の販売も含む会社の経営者をされている方で、 高ボッチに来たのは地元市町村の依頼での空撮・仕事に来たのだそうだ。 その他にドローンの機体購入者に対して実地飛行を見学させてあげる目的もあったらしい。 

 テイクオフさせる地面には磁性を嫌ってアルミ材で60 cm 四方ほどの板を敷いて発着場としたり、 着陸の際に地上1mほどまで降下させた機体をホバリングさせ、 手で捕まえる。 そんな技まで見せてくれました。 更には高度を500mほどまで上げて(当然機体の目視は困難になります)空撮を行い、 滞空時間を時折確認しては、 「そろそろバッテリーが切れるから降ろしましょう」 そんな判断で降下させる等、 機体の性能を熟知されている様子が見てとれました。

 ドローンの機体に組み込まれたバッテリーユニット、おもちゃ価格の Drone X Pro では小型のデジカメに組み込まれた薄ぺったい電池みたいに小さなサイズの物ですが、 プロユースの機体のバッテリーは大ぶりのおにぎりサイズのユニットでした。 


機体を鷲掴みしたこの写真、 親指の辺りのブロックが脱着可能な電池ユニットでした。 また左端に位置するカメラヘッド、三軸ジンバルで保持されてカメラの視野をリモコン操作出来ると聞いた。 その精密なジンバル機構を保護するために、 携行の際にはカメラヘッド部分を保護するカバーも用意されていました。 とにかく「30万円台と価格が高いだけの機能や装備を備えている」 と感じました。

 機体にはおもちゃドローンと較べたら沢山のセンサーが取り付けられて、 安定飛行や障害物への衝突防止等に役立つ働きをしているそうだが、 お聞きした話の大半は3週間以上経過した今となってはほとんど忘れてしまいました。

 忘れていない事が一つ、 30万円台のドローン購入者の大半は60~70代の年配者が占めているとの話です。 
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