9月9日、 ヤナバ滞在の最終日。 山荘のドアの鍵を閉め国道148号まで下り、 大町方面に走り出した時刻は06:30。 木崎湖の脇を走り、 木崎湖トンネルを抜けると餓鬼岳と唐沢岳を結ぶ稜線の途中に在る出べそ(餓鬼の臍)がいつになくくっきりと見えていた。 トンネルを抜けてすぐの所にはコンビニ・ローソンの駐車場がある。 そこで車を停めてカメラを出して撮影を開始、 その頃にはヘソ丸出しで見えていたのだが、 前景の電線や屋根がとんでもなく邪魔。
そこで大町市街をバイパスする道路(ローソンの交差点を西に向かう)に入り、場所をしらかば保育園付近に移動した。
そこは白い花が盛りの蕎麦畑が前景に広がり、 申し分無い前景なのだが、
餓鬼のヘソの付近、 そこだけ脱脂綿を小さく丸めた如きサイズで白い雲が湧き、 ヘソの見えが悪くなった。 ちょいと残念な気分。
しかし(Top写真)唐沢岳の右裾奥には約20kmほどの距離にある裏銀座の野口五郎岳あたりの白くザレた稜線までも見渡せる、 滅多に無い眺望が得られました。 ヤナバ生活最終日は最高の山岳展望条件となってくれたのです。