エルミタージュ美術館見物

2010-11-20 14:57:03 | 海外旅行


 小雨の落ちているサンクトペテルブルグの朝9時は、随分と暗いなーと想いつつホテルの前から観光バスに乗り込んだ。 午前中は市内の極く狭い範囲の見所をバス時々下車の状態で観光し、昼食後に念願のエルミタージュ美術館へ入館。 この時期はOFFシーズンの始まりと同時に、ウイークデイの金曜日とあってか混雑は無く、館内は落ち着いて見物出来ました。 写真を載せた玉座の間なんか人の入らないこんな空間が撮影できてしまうほどです。 ここは展示された絵画や彫刻の他に、帝政ロシアの宮殿の豪華さをいたる所で見る事が出来ました。 掛け値なしに「来て良かった」と思える美術館です。

 後日動画をYoutubeにアップしたらここにリンクを張るつもりですが、孔雀、梟、雄鶏が動くからくり時計の展示物の場所に居た時には、 時計の点検に来た係りの人がネジを捲き、孔雀が大きく羽を広げたり、梟が頭を左右に振ったり、雄鶏が時の声をあげたりする様子を見る事も出来ました。 僕たちの添乗員さんも 「今回の皆さんは、本当ににラッキーです。 私は何十回とロシアに来ていますが。 こんな風に動くところを見るのは初めてです!」と言ってました。

 ほとんど腰をおろすこと無い駆け足の3時間見物、僕たちも疲れましたが、説明をしてくれた現地ガイドさんも疲れる体力勝負の仕事ですね。


 昨夜メールチェックしていたら、ショージ君からのメールに「簗場の山荘で、あの後に出たナメコがいつの間にか無くなっています」と悲しいお知らせが届いていた。 春先には周辺に出るタラの芽も全部採られてしまう話も聞くから、 「僕たちのホダ木もいつの間にか山菜採りの人たちの巡回対象に組み入れられてしまったかな?」と少しがっかりした気分と、来年秋の収穫時期をどうしたものか? と心配をしてみたり。
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機内でロシア語勉強会

2010-11-19 05:06:40 | 海外旅行
 アエロフロートの成田-モスクワ便でチェックインする時に座席を妻と僕と離れても良ければ「2人とも窓際の席が取れる」と聞いたので、そうしてもらいました。 で僕の隣の席に座った人はウクライナ出身の美人のお姉さん。 日本に来てから6年経ったそうですが、堪能な日本語を話します。 でまあ、隣のよしみで話を始めて、「大学卒業して、暫く働いてから、日本にやって来た」、「名古屋の近くに住んでいる」、「アルバイトでロシア語会話を教えている」、「トヨタ自動車の社員教育の形で50人とか100人とかを前にしてロシア語の話をする様なこともあるんですよ」等と色々と聞いてしまいました。 ついでの事に、ロシア文字の書き順だとか、 乗務員さんにお茶を頼んだら大振りの紙コップに一杯に注がれて閉口したりした後に、「少しだけお茶を下さい」のお願い言葉を教えてもらったり。 長い飛行時間を楽しむ事が出来ました。 モスクワに到着後、里帰り途中の彼女はキエフに向かって乗り継ぎ、僕たちは入国後サンクトペテルブルグへの国内線に乗り換えになったのでお別れになりました。 

 成田を午後の1時過ぎの便に乗って、今日サンクトペテルブルグの宿に到着したのが現地時間夜10時過ぎ、日本時間では未明の4時。 なんだか完全徹夜作業やってるみたいな状態でかなり疲れが出ましたが、セコセコとこんな記事を書いて、とりあえずUpしたら、バタンキュウで眠ります。
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毎日のブログ更新

2010-11-18 06:20:19 | タナカ君的日常
 「シャーッ」と雨で濡れた路面を車が走る時の音が聞こえている。 カラスの鳴き声も小さく2声。 「まだ暗いのに」と思いながら時計を見ると、5時半を回っていた。 7時の朝食には未だ起きるのは早いから、何時もなら朝刊を取ってきて寝床の中で読むのだが、 今朝から旅の帰国まで新聞の配達はストップしてもらっている。 そこで、今朝はPCを立ち上げてブログの記事を書き始めました。 「タナカ君、何もそこまでしてやることはないだろう!」の声は友達からも、自分の胸の中からも聞こえてくるけれど、今年一杯「一年間連続ブログ更新」に向けて頑張ってみるつもりでいます。 

 そのブログ更新ですが、旅先ではインターネットに接続するために無線接続のサービスエリアまで移動しないといけなかったり、 「記事を書くのが億劫だな」と思う日も何日かはありました。 友達と旅に出た時なんか「酒をのんで、飯も食って、早く寝ようよ」とそんな気分がヒシヒシと伝わって来たりする。 そんな環境の中でも記事を書き、インターネットに接続してブログを更新する作業を優先する僕の姿。 それを横から見て「もっと旅を素直に楽しめば」と声を掛けようとする自分がいたりもします。 まあ来年からは毎日更新するにしても少し気楽に、場合によっては日付を編集して後日まとめUpする手を使ったりして、 今の様な実時間での毎日更新なんて強い拘りは捨てるつもりです。

 年末まで残りが1ヶ月半ほどになりました。 今回のロシア・サンクトペテルブルグへの小旅行もホテルのWebサイトで、高速インターネット接続が可能なのを確認して、毎日更新実現のために旅の荷物にPCも持ちました。 ではチョイト出かけて来ます。
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旅行準備

2010-11-17 21:26:04 | タナカ君的日常
 明日から出発するロシア旅行は添乗員さんが同行する、オーソドックスな海外旅行です。 その添乗員さんから一昨日、参加メンバー全員に連絡を入れているのだろうけれど、我が家に電話が入った。 電話を受けたのは妻、添乗員の自己紹介を受け、こちら側に出発に支障が無い事を確認された後で、なにやら色々と旅の準備についての注意事項も聞かされている様だった。 電話が終わってから聞くと以下の様な指示があったと言う。

1. 成田空港で当面5千円相当を現地通貨のルーブルと両替しておくこと。
2. ロシアに入ってからの両替は円<=>ルーブルは難しい。 だから必要量の米ドルの現金を準備せよ。
3. 予定には組み込まれていないが、現地にて希望者が多ければバレー見物を実行する。
     もし、それへの参加希望があるなら費用として2万円相当の米ドルを持参せよ。
4. 雨傘を持参せよ。

 現地通貨なんか「向こうの空港に着いてから、空港内のATMで引き出せば、その方が交換率が良いのに...」と思っていたのだが、 考えて見れば30人近いグループが一斉に両替あるいはATMからの引き出しを実行するとしたら、結構な時間を喰ってしまい 行動計画に支障を生じるのかもしれませんね。 旅行パーティーを率いる添乗員さんとしたら、 だから「成田で両替しておいて下さいね」と言うのでしょうね。

 僕なんか、お土産買うわけじゃ無し、オプションでバレー観劇なぞ勧められても参加するつもりないし、随分前の旅で使い残した米ドルが88$あったから、それだけ持っていけば充分だとして置きます。 妻は何やら「バレーだって見てみたいわよ!」気分で居るらしく、相当額の米ドルを銀行で入手して来ました。

 4項目目の「雨傘持参」は気になったので、現地の週間天気予報を眺めてみました。 今度の旅行期間、サンクトペテルブルグの天候は毎日確率20-30%程度で雨が降る事になってます。 外歩きするにはあまり良い時期じゃないんですね。 荷物に折り畳み雨傘、たしかに入れましたよ。

 考えて見れば添乗員さんの居る旅行への参加は12年ぶりです。 その後は勝手気ままな個人旅行ばかりしていたから、 大勢のグループ旅行を楽しめるか? ともかく添乗員さんの言う事をよく聞き、良い子で参加して来ましょう。 出発前日の今日は荷物の取り揃え、カメラの電池の充電、予備メモリの消去確認、GPSへのWay point登録等で日がな一日を過ごしました。 
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エルミタージュ美術館の入場券手配

2010-11-16 10:05:23 | タナカ君的日常
 エルミタージュ美術館の入館に必要な入場券を購入する窓口には長い行列が出来る事があると聞く。 この寒い季節に、そんな混雑がある可能性は低いだろうけれど、30分も行列したら1日の観覧時間が大分目減りしてしまう。 そこで事前にチケットを手配しておけば行列に並ばなくても済むらしいのでインターネットで購入してみました。

 その申込からチケット引換券(VOUCHER)の到着までの経過を書いておきます。

1. チケット販売サイト

 チケットの事前購入を考える前に美術館の情報を入手しようとインターネットサーフィンしていました。 幸いなことに日本語の公式サイトっぽい所にも行き当たりました。 だからチケットの入手を考え始めた時にも最初はそのページから色々とリンクを辿ってみたのですが、入館チケットを販売するページが見つかりません。後で良く良くURLを眺めたら "music" を "museum"と勘違するお粗末がありました。

 それで日本のGoogleのトップ画面から”Google.com in English”で英語版Googleへと移動して、[HERMITAGE MUSEUM] で検索を掛け、IBMがスポンサーになって作成されたらしい「 The State Hermitage Museum 」のページにたどり着きました。

 そのTopページには [ TICKET BOOKING ] のリンクが張られています。 英語の他ヨーロッパ諸国の言語に対応しているらしく、4ヶ国の旗印もありましたが、日本の国旗は表示されていませんでした。だからチケットの購入をここから行う場合は英語ページに付き合う必要があります。 念のため。


2. 購入可能 チケット の種類

 このサイトで販売しているチケットは下記の2種類でした。
     Simple Entrance Ticket(1日券)   : US $17.95  << 僕達が購入したチケット 
     Combined Entrance Ticket(2日券) : US $25.95
     (including US $3.95 nonrefundable processing service fee )

 現地での入場料350ルーブル(現時点での為替レートでいくと千円強)に較べると高いと感じるかも知れませんが、 カメラの持ち込み撮影の為の料金も含まれているそうですし、 まあリーズナブルな金額だと思います。
 とにかく事前購入は20万円の費用を出して見物に行くエルミタージュ美術館で「行列に並ばなくて済む=時間をセーブ出来る」 この一点に最大のメリットを感じての事ですから。


3. 購入手続き : 先週の土曜日に実行

  [Purchase the ticket] のリンクをクリックすると、購入するチケットの更に詳細な説明のページに切り替わります。 そこでは購入条件を受け入れるチェックボックスにチェックを入れ、数量を入力する欄にはチケットの数量を入れます。 

 そして [ add to shopping bag ] ボタンをクリックすると https://で始まる、暗号化されたページへと進んでいきます。 ここから先はクレジットカード決済の普通のインターネットショッピングと同じです。

 購入アイテムに間違いが無いか? よく確認して [proceed to checkout] ボタンを押しましょう。

氏名、住所、電話番号、E-mailアドレスなど「*」マークの付された必須欄に入力します。

[continue to step 2] のボタンで次のページに進みます。

 ここでは注文したアイテムの情報、前のページで入力した送り先情報、そして支払いに使うクレジットカード情報を入力する欄が出て来ます。 カード情報を入力して [place order] ボタンをクリックすると、 クレジットカードに問題なければ全て完了、

 「Checkout:Confirmation」のページに切り替わり、
You will receive confirmation of this order via email.
Tickets will bi sent via e-mail in one to three days.

そして最後にThank youで締めくくられていました。


4. VOUCHER(入館チケット引換券)を待つ: 注文してから2日ほどで届きました

 VOUCHER を待つ時間、 これが一番不安でした。 何故って購入手続きを済ませた後ですぐに「注文受付完了」のメールくらい送ってくれれば少しは安心出来るけれど・・・ 何も無しです。 キノコの種駒にしろ、Amazonでの買い物にしろ、普通インタネットでの買い物は注文作業が終わるや否や「注文受付」のメールが届きます。 これで自分が入力したメールアドレスが相手に伝わったと確信出来ます。

 ところが今回の場合 注文受付画面の説明文に Tickets will bi sent via e-mail in one to three days. とあるだけですぐにメールは届かないのです。 いやーメールに添付されてVOUCHERが届くまで気分が落ち着きませんでした。 とにかく僕の受信メール設定では、英文のメールは迷惑メールホルダーに分別収納されてしまう可能性もあるので、注文を出した土曜日の夜以降、時々迷惑メールホルダーの中を覗いて確認もしました。 

5.  VOUCHER を印刷する 

 心配していたEmail 今朝未明に配信されていました、 注文の入力から2日弱で発信されたって事になります。 てか、相手は土・日休みで月曜日になって送って来た感じかな?
 件の VOUCHERは .pdf ファイル形式で添付されていました。 それを印刷して、やれやれの気分になっている所です。
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行き過ぎた健康保険

2010-11-15 17:44:01 | タナカ君的日常
 土曜日に柿を囓っていて種を噛んだ瞬間に欠け割れた奥歯、舌で触ると随分とギザギザ感もあって、10日間ちかくもそのままにしておくのはヤバイ気持ちがするので 「月曜日になったらすぐにでも歯医者に行って診て貰らおう」と昨日までは思っていたのだが、2夜と何回か食事をして過ごしてみると「このままでも旅に支障はなさそうだ」、「下手に歯医者で削られて痛みが出るようなら、その方が困る!」と気持ちが変化して来ました。 だから、今日は旅から戻ったら、すぐに診て貰えるように電話で診療予約だけ入れて、歯医者には行きませんでした。

 散歩のために外に出ると、 裏手の公園には赤みを帯びた落ち葉が沢山散り敷いていました、 桜の葉です。 つい先日まではプラタナスの大きな葉が地面に触れるときに音を立てていたのですが、 今は盛大に、しかし静かに桜が葉を散らし、けやきが最後に残した葉を散らして秋は終盤を迎えるのです。


けやき混じりの 桜の落ち葉

 人間の最後もこんな風にハラリと散って終われたら素敵なのにと思うのだけれど、胃に穴を開けて、そこから栄養となる流動食を流し込める様にしたり、 喉に呼吸のための穴を開けたり、 腸に穴を開けて袋をぶら下げてみたり、腕の静脈に注射針を差したままにして点滴を続けてみたり。 「なんでもかんでも、生き続ける事が幸福」てな事は無いだろうと思うのだが、「なんでもかんでも、患者に治療行為を続けていれば金になる」健康保険の仕組みがあるし、 下手に治療を打ち切って患者が死んだりすると、裁判に訴えて金をせびるのが世の中の風潮になってしまっている。 子供の頃に読んだ雑誌や本には哀しい話しとして「お医者さんに診てもらって、薬を飲ませたいけれど、家が貧乏で金が無いから医者に診てもらえない」なんてのがありました。 そんな状態を抜け出すべく努力を積み重ねてきた結果が、今の日本の過剰とも思える投薬や施術をともなう金喰いモンスター医療環境を育ててしまった。

 地球上のあちこちの国に軍隊を使って押しかけて、近年は行く先々で嫌われ者になっているアメリカは阿呆じゃないかともおもえるけれど、オバマさんが主導する健康保険制度に反対する人々の居るアメリカには 「そう、反対した方が良いよ!」と声援を送ったするタナカ君であります。
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奥歯が欠けた

2010-11-14 11:39:03 | タナカ君的日常
 昨夜の夕食後に柿を食べていた時のこと、柿の種を噛んだなと思った瞬間 「ガリッ!」と大きな音がして、「しまった!!」と思ったけれど、後の祭り。 虫歯で詰め物がしてあった奥歯の薄い側壁が半分近く詰め物ともども割れて剥がれ落ちてしまった。 週末で歯医者に診てもらえるのは月曜日、そして旅行の出発は木曜日、 旅行には奥歯1本がダメになった状態で出発するしか無さそうです。 そんな訳で「参ったな・・・」と暗い気分のまま夜を迎え、そして朝になっても気がかりは奥歯のこと。 朝食は反対側の歯を使って食べました。 まあ他に大した悩みが無いから、たかが1本の歯の故障の事に神経が向いて「ウジウジしている」。 その事はよく判っているつもりなのだけれど、 僕の歯は他にもダメになりそうなのが何本もありまして、 それらも何れ、今度の奥歯の様に何かの切っ掛けで壊れるだろうから、先行きは明るくありません。

 それで、朝食を済ませた後も何時もの筋トレもせず、散歩にも出かけずに床に寝そべっていました。 そんな風に”ボケーッ”としていると、近所の神社の境内で何か催し物が始まって市長、消防署長、地域の防災関係者代表のスピーカーを通した挨拶がウルサク聞こえていました。 そんな挨拶が一区切りついた後に、どこか下手な、しかし興味ある吹奏楽団の演奏が聞こえてきました。 カメラ片手にやっと家を出る切っ掛けを作ってくれたその楽団はこのあたりの通学区の小学校の子供達のものでした。 

 その演奏を見物している間はまったく歯の故障の事は忘れています。 これからも色々と身体に故障は出て来るのだろうけれど、そんな時に 「暗い方向に引き釣りこまれないように、何か別のことに気を振り向けなくちゃね」と思いながら聞き入りました。
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10%OFF バーゲン

2010-11-13 17:44:48 | タナカ君的日常
 毎日の散歩は一人で歩いているのだけれど、今朝の散歩は珍しく妻と一緒に出かけました。 理由は妻の持つLUMINEカードを利用しての、 「立川駅ビルLUMINEで開催している”10%OFF バーゲン”での買い物」です。  この10%OFFセールには本屋さんの店頭に並ぶ商品も対象になっていましたから、 僕の狙いはそこにありました。 妻は近々出発する旅に使う品物をユニクロで買い物しようと、それぞれが目的を持って出かけてみたのです。 ところが妻が買い物を予定していたユニクロの店頭はバーゲン効果で精算レジに並ぶ行列はL字型に曲がった上、更にUターンして店外の通路にまで客の列が伸びていた。 それで店内で必要な商品は見つけたけれど、精算のための長い行列をみて、購入を取りやめました。
 一方の僕ですがプレゼントにと思って本屋さんの店頭で育児の百科事典を探したけれど、岩波書店が発行する松田道雄さんのそれが見当たらないので、これまた買い物はしませんでした。 

 10%OFFのバーゲンセールと言えば、魅力を感じるのは当然だと思いますけれど、 買いたい物って意外と無いものですね。  当初予定の物は購入しなかった我が家で買ったものと言えば、地下の食料品街で、昼飯用に寿司折だけでした。

 平均的な日本国民だと思う我が家が必要とするものは食料品だけなんですね。 その他は「買えなけりゃ買え無くてもいいや」状態ですから、日本の経済の内需拡大と言っても、かなり難しいのでしょうね。 僕達が働き始めた時代にはTV、冷蔵庫、車、オーディオ、家、etc 「欲しいものは沢山有って」、「無いものは金」だったのですが...世の中の状況、本当に変わりました。
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玄関の解錠に消防車?

2010-11-12 21:44:33 | タナカ君的日常
 散歩の途中の住宅街で3台の消防車と指揮車が停り、1軒の家の周りに消防隊員が集まり、近所の人達が見守っています。 「スワ火災か?」と野次馬気分で近づいてみましたが、 まったく火災の気配が見えません。 消防車のホースを展開する様子もなく、煙も臭いも何も感じない。 家の小窓を開けて様子を見ている消防隊員の動きにも慌ただしさを全く感じません。

 「何がどうなっているのだろう?」と思って、たむろしていた人達の中でオバサンと呼ぶにはまだ若い女性に声を掛けてみました 「あそこの家、お留守なんですか?」と。 帰ってきた言葉を聞いてただ唖然です。 「家の鍵が閉まって、家に入れなくなって、鍵屋さんに連絡したんですけど、連絡が取れないので、消防に助けを求めた 云々...」 その説明の言葉の途中には「子どもが どうたらこうたら」の説明もあったのですが、僕には意味不明で聞き取れませんでした。 聞き取れない原因は 「そんな事で消防を呼ぶなよ」の思いで僕の頭には血が上って、 話しを普通に聞き取れる状態で無くなったのでしょう。

 とにかく、 聞き取れない話には、聞き返す、あるいは別の聞き方をして状況を理解しようとする、 そんな普通の会話をする気分がしなくなって、すぐにその場を離れ、散歩コースに戻りました。

 救急車をタクシー替わりに呼ぶ人が居て、救命活動の邪魔になっている話はよく聞きますが、 世の中「家の鍵が開けられないから、消防に電話する」 そんな人までいるんですね。 
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バランス歩き

2010-11-11 17:02:42 | タナカ君的日常
 あと40日ほどで退職後2年になりますが、 旅や山歩きをしないで家に居る時には、チョキン(貯筋)が減らないように家の中での筋トレ少々と、6kmほどの距離の散歩を日課にしています。 最初の頃は散歩のコースは玉川上水方向、 国立方向、 立川方向などと意識して変えて歩いたのだけれど、  毎日の食事と同じで考えるのが面倒臭いのもあって、このところ歩くコースが固定して来ました。

 ところで遊びの資金、本物の貯金の方は只々減少するだけですけれど、80歳くらい迄はもたせる計画で使っています。だから、それに見合って身体が動く様にチョキン(貯筋)の量も維持したいと考えて、日々を過ごしているのです。

 最近、毎日歩いている散歩コース途中の公園には、人工渓流が設置されています。 暑い時期には水の流れもあって、その流れの中で小さな子供を遊ばせる親子で賑わいますが、 今は寒い時期になったので、何処かで元栓が閉じられて水流は途絶えて干上がり、そこで遊ぶ子供達も殆ど居ません。 その擬似渓流はヘアピン型の水路とそれを取り巻く岸辺は大小取り混ぜた岩を組んで作ってあります。 その岩の上を歩くと、およそ120歩で一周出来ます。 その石積みの上を渓流歩きの時の飛び石伝い歩きに見立てて右回り、左回りと2周するのも散歩の時の日課になってます。 本物の沢沿いの石の上を歩く時には、ぐらつく石や、 濡れて滑りやすかったりもしますが、 ここの石積みでは、そんな危険は無く、 凸凹石の上をバランス歩きするのに”もってこい”の場所になってます。
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