横浜田舎物語

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10年目の検診は

2013-04-11 | 変形性股関節症
3泊4日の大阪、京都の旅

オフ会の詳細はそれぞれ仲間が書いてくれているので
まずは私だけの目的

今年の夏で股関節の手術を受けてから丸10年になります。

初めてこの記事を目にされた方はカテゴリー内の”変形股関節症”を見てください。

横浜に住む私がなぜここ大阪は関西医大附属病院に行くことになって、入院することになったのか
そして、毎年のように検診に訪れるのか

それはもう、非常に不純な動機もありまして・・
だって検診に来れば大好きな京都見物がおおっぴらにできるじゃない

しかし、今回はほんとに真剣に病院に入りましたよ

だって、このところの不調、不安、半端じゃなかったですから

覚悟もできていました。

10年前の今頃もこんな感じで膝や太ももから痛みが出てきたんだわ
きっと手術をしたほうがいいって言われる・・・

それでもいいや、もう年齢に不足はないし・・・

こんなところで本当の性格、周りからはポジティブでいつも元気なおばさんって言われるけど
実は、ほんとは、何か事があると信じられないくらいネガティブになってしまう
でもそれが過ぎると、今度は開き直り・・そう、世に言うところの典型的A型なんです。

診察の予約時刻は午後1時半

それではランチでも、と、今回も入院友達のTさんにご足労願いました。
前回は一昨年の晩秋でしたから約1年半ぶり
お互いの家族のこと、たった1年半の間にびっくりするような様々な出来事がありました。
でも、今年も元気に再会できたこと、感謝しなくちゃね

Tさんありがとう  診察に呼ばれるまでお付き合いいただきました。 
来年もよろしくね

病院は京阪本線枚方市駅近くにそびえたつこちら


     

                関西医大附属枚方病院

久しぶりに来たら、広い駐車場だった場所に大学の校舎ができていました。

もっとも私が2か月も入院していたのは、枚方市より大阪よりの”滝井”という駅の前にある同じく附属病院
お世辞にもいい環境とは言えないような病院だったけど
何といっても、横浜の整形の先生にその名前を言っただけで”股関節学会の重鎮”と言わしめたほどの大先生

たとえ入れ物がブサイクであろうとも飯田先生がいらっしゃる、それだけで安心、
そんな医師に出会えた私はなんて幸せ者かと、それは10年経った今も変わることはないのです。

診察券を再診専用の機械に入れます。
すると、病院内ならどこに行っていても呼び出してもらえる端末が出てきます。
そう、大型スーパーのフードコートで渡されるピーピーなる、あれに指示の文字が出てくるものです。

診察の前にレントゲンです。

なんと今回は初めての経験、立ったままの撮影でした。
立ったままって、胸部レントゲンではもちろん立ったままですけど
聞いたら、胸部レントゲンに使う機械を下げただけですって

正面と、左右の骨盤あたりの撮影ですが、非常に難しいポーズ?
寝たまま撮るよりいいのかな?先生に聞こうと思ったら忘れてしまいました。

毎度のことだから驚きはしないけど、午前中からの患者さんで押せ押せになっているらしく
1時半予約が1時間遅れの2時半ころようやく診察室前で待機

ドア横のパネルに番号が出て、ドアをノック・・・少し不安でした。

「先生こんにちは、お久しぶりです

少し話をして、診察の始まり、まず後ろ向きで立ちその場で足踏みを数回、次に片足立ちを両方
続いてベッドに仰向けに寝ると、脚の曲がり具合や開き具合の検査

どうも左脚の数値が悪い、やっぱり悪化しているのだろうか。

何でもなかったら「先生、去年は琵琶湖一周やったんですよ、150km走ったんです」って自慢しようと思ってたのに

一応これまでの経緯を話し、去年多摩川で転んでひざを打ったあたりから痛み出したことを訴えました。

先生、じっとパソコンのデータを見ています。

<怖いなあ~~

そして今度はレントゲン写真の説明、画面には4枚の写真があって、10年前の術後すぐのもの
その後の・・何年か見なかったけど経過・・そして今日写したもの・・比較して説明です。

手術をした右脚のほうも多少隙間(軟骨)が減っています。
そして問題の左脚・・う~~ん悪くなってるのかなあ・・微妙

当然10年前よりは悪化してますけど、膝の痛みはこの左股関節からきていると断定
やっぱり・・
自転車でこけたくらいでこんなに長引くはずないもの

しかしそのあと、私が今後どうすればいいかを尋ねたら

「これで見る限りはまだ全く手術する段階ではないよ。プールでの歩行、水泳、そして自転車もいいよ」って

          自転車もいいですって~~

なんたってここが1番大事、

「痛みさえ取れれば、この状態なら(関節が)別に100km走ったって問題はないよ
ただし、痛いのを無理してはいけない、まあ2,30kmくらいから、それだって普通の人は乗らないからね」

そこで痛み止めの薬の話が出ました。

先生も最近はあちこち故障が出てきて飲んでらっしゃるとのこと

「僕が飲んでいるものと同じのを処方しましょう」と言ってくださいました。

「これからは痛みを我慢しないで、調子の悪いときは飲む、今日は出かける、という時に飲む
その時々の状況で薬をうまく使っていくこと、そうしているうちに痛みも治まってくるだろう
でもまたいつか同じ症状が出ることもあるので、その繰り返しかなあ」

とても勇気をいただきました

気持ちが楽になったせいか、なんだか脚が軽くなったみたい

最後に来年の予約を入れて、診察終了です。

さあ、心配してくれているみんなにメールしなくっちゃ

オフ会の皆さん、横浜の友人たち、そして夫や娘、何人もの人が心配して結果を気にしてくれています。

まだしばらくはこの痛みから解放されそうもないけど、気分は上々です。

皆さん、ご心配おかけしました。

「入院したらお見舞いお願いね」と話したのは病院沿線に住むもとさんと銀行勤務時代の友人、Sさん

「まかしとき~何度でも行ったるで」と頼もしい言葉をもらってたのに・・
期待外れでごめんなさいね。

でもまたいつかお世話になるときが来るかもしれません。その時は、よろしく

枚方市駅から京都に向かう間、景色を見ることもしないでひたすら友人たちに報告メールを打ち続けていました

一番心配しているはずの夫には・・何番目だったか、かなり後のほうで送信したような・・




コメント (23)
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