横浜田舎物語

サザン、サッカー、ロードバイク
エイジレスばあばのパワフルな日々
をお届けします

刺し子展に

2015-01-11 | 趣味
晴天の続く横浜地方

そんな穏やかな1日、待望の刺し子展に行ってきました。

場所は北鎌倉駅から徒歩3分、円覚寺の門前を通過してすぐお隣、《北鎌倉古民家ミュージアム》
場所的には最高です。

1月の鎌倉は初詣の客でにぎわうのですが、それは八幡様がある鎌倉駅方面で
こちら北鎌倉は期待通り人も少なく、ゆったりと時が流れているようでした。





入ったとたん圧倒されました。

今回は”こぎん刺し”の展示も多く、どうしたらこんなに細かい作業が、それも針目の整った素晴らしいものばかり
ほんの入り口に片足突っ込んだだけの私ですが、裏の糸処理まで気になって
それはまるでリバーシブルと言っても過言でないほどきれいな処理がなされていました。

裂き織りの作品もありましたが、今回は先生の作品と、その地方によって少しずつ違う刺し子
そして、私が尊敬しているakkomamさんがやられている津軽こぎん刺しにどうしても目がいってしまいます。

元々は寒冷地での衣服を暖かく丈夫にするために一針一針縫い上げた日常着でした。

本当に細かい作業を、ほのかな灯りの下で夜なべ仕事だったのでしょう
とても人間業とは思えません。

前回先生の展覧会があったのは3年前のこの時期でした。その時の様子は

1時間ほど鑑賞して、予約しておいた”幻董庵”に向かいました。

幻董庵はその昔、かの大女優、田中絹代さんがしばらく居住していた家を改装して
和食の店として営業しています。

北鎌倉にもたくさんの食事処がありますが、約2時間半かけてゆっくりおしゃべりしながら食事ができるので
特に女性グループには人気です。



久しぶりでしたが、今回も期待通りおいしくいただけました。

家に帰って万歩計を見たら7500歩以上歩いてました。

出がけに玄関で杖を持って出るか、否か迷いました、が、結局持たずに出かけました。
駅に着けば友人たちがいる、ということで安心でしたから
その友人たち、何かにつけて気を遣ってくれました。
<まだこんなに気を遣ってもらってるんだ、申し訳ない>
もっともっと元気になって早く安心してもらいたい、心からそう思いました。

お昼前後は風もなく暖かな日差しに寒さを感じることもなかったのですが
食事が終わって帰途につくころになると急に風が出てきました。

素晴らしい作品の数々を堪能しましたが、さてこれが自分の制作につながるだろうか
確かに眼の保養にはなりましたが、参考にはならなかったわ
あまりにかけ離れているからなのでしょうか

それでも少しだけかじったおかげで、前回とは見方も感じ方も違いました。
いつの間にかじわじわとしみこんで来ていたのかもしれません。

とてもとても先生方のようにはいかないけど、今年もぼちぼちやって行こうと思いました。

追記

大変なことをしでかしてしまいました。
当日、全く気付かないうちに、いいように作品をカメラに収めてしまいました。
が、撮影禁止だったのです。
素晴らしい作品の数々でしたが、残念ながら削除せざるを得ません。
大変失礼しました。


コメント (14)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする