横浜田舎物語

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デリカシーがないって

2015-07-14 | ひとりごと

デリカシーがある?ない?よく使う言葉です。

改めて調べてみると感情、心配りなどの繊細さ、微妙さとありますが
普段敢えて意識することもないですね、その時々の状況で対処しているつもりなので

1年前の今頃、お風呂に入るたびに<もうすぐここ切られちゃうのよね>なんてつぶやいては、我が太ももを愛しく思ったものでした。

12年前に手術の経験がありますからおおよその想像はできましたけど、実際手術してみると
けっこう目立つし、人前に出るの恥ずかしいな、ってこんな年になっても思ってしまうんですね。

セントラルに復帰するにあたって、傷口を守るのが1番の目的と言いながら、やっぱりこの傷が人の目にさらされるのは・・・
そこで水着も太ももが隠れる長さのを新調しました。

ただ、終わってスパに行けばどうしても全部さらさなければならない
いやならシャワールームもあるからそちらで済ませればいいのですが、そこは開き直って
今まで通り洗い場のあるオープンなお風呂場に
一応隣との仕切りがあるので、そんなに気にしなくてもいいかなって

手術をしたこと知ってる人はたまに、「けっこう切ったんだね、たいへんだったわね」と言ってきますが

それはある日
洗い終わって脱衣所に移動、バスタオルで体を拭いていたら

その傷、何か手術でもしたの?

まったく知らない、もちろん話したこともないおそらく70代後半と思われるおばさまから聞かれてしまいました。

一瞬、思考がストップ、何と答えたらいいものか・・・

こんな時意外と弱気な私です。どうして強気で出られなかったの?後から情けない自分に腹を立てたけど

1度で顔を覚える特技もないからどの人だったか今では思い出すこともできないし、思い出したところでプラスの要素は何もない

そういえばセントラルに復帰直後

聞いてもいないのに「あら、久しぶりね。どうしたの?なにかあったの?わたしなんかああでこうでこうして大変だったのよ」と、
まくしたてられて、あまり余計なこと言いたくなかったから「ちょっと入院してまして」と言ったら
「どうしたの?どこが悪かったの?」

場所はサウナの中です。事情を知らないおじさまやおばさまがいっぱいいるところでなぜ答えなくちゃいけないの?

そしたら「私は自分こと全部話したのよ、あなただって言うべきなんじゃない」

唖然でした。
周りにいた親しいおばさまがたも唖然、言葉が出ません。

あげくに怒って出て行ってしまった。

<わたしなぜ怒られなくちゃいけないの?あなたのことなんて何も聞いてないのにそちらが勝手に話したんでしょ>
って言いたかったけど、これでも意外と年功序列を重んじる習性が身についています。

ましてしょっちゅう顔を合わせるスポーツジムでわざわざ敵を作ることはない

我慢しましたよ、ただ、それ以来極力避けてはいますけど(笑)

何なんでしょうね、お二人とも80歳前後の一般的には円熟期のおば様方ですよ。

あちらからしたら娘みたいな年齢の私です。
何を言ってもいいと思ったのか、私だから言ったのか、だれにでも言うのか、その辺は定かではありませんが

いつだったか手術をされた人に向かって「見えないところの傷ならまだしも、見えるところはいやよね」と言った人はいたとか
何かで読みましたけど、言った本人は悪気はないんでしょうって書いてありましたっけ

悪気がなければなにを言っても許されるんだ

自分が当事者になって初めて気付くこと、気を付けているつもりだけど、
もしかして知らないうちに誰かを傷つけていることはないだろうか

親しくなればなるほど調子に乗るからね

改めて自分を振り返り、これからもデリカシー守らなくちゃと戒めました。

さて気分を変えまして



夫の姉から送られてきました。

うれしいです。大好物、果物ってやっぱり安物はおいしくないです
自分では買えないからね、姉上ありがとうございました。
謹んでいただきます。


ブログ友、みいやんさんのところのペンちゃんが今早朝、お空に召されました。
心から冥福をお祈りします

コメント (12)
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